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A｢えぇ〜なんで秘密なの？｣
茜｢んーなんとなく！泊まっていい？｣
いやその荷物どう考えても泊まる気できたでしょこれでだめって言ったらどうするつもりなんだか。
A｢いいけど、なにもないよ？｣
泊まるってわかっていたら色々用意しただろうけど今回は完全になにもない。おまけに部屋は散らかってるし。
茜｢全然いいよ！私がいきなり来ちゃったんだし笑 明日は学校ないからちょうどいいなと思って。｣
明日は平日だが、開校記念日ということで学校は休みだった。
A｢そうだね！じゃああがってあがって。｣
茜の荷物を預かり部屋に移動する。
茜｢お風呂とかはもう入ってきたからあとは寝るだけだよ！｣
こんな時間に来るってほんと寝るためみたいな感じだよね笑
A｢わかったよ〜じゃあ私リビングのソファで寝るから茜ベッド使って！｣
茜｢ええそれじゃあお泊まりの意味ない！｣
A｢でも一緒に寝るのは狭くない？｣
茜｢いいじゃんいいじゃんくっついて寝ようよ〜｣
もう、なにそれ。ドキドキするじゃん。こんな甘えっ子だったっけ？夜だから？だって入学したばっかりの時なんてもう少し冷たい感じだったよね？こんなこと言う子じゃなかったよね？
でもなんか、うれしい。一緒に寝たいと思ってくれてるんだよね？うれしすぎる…
A｢しょうがないなぁ。｣
なーんて言ってるけど実際口はゆるゆる。ニヤけが止まらない茜に見られないようにしてるけど。
そーっと同じベッドに入った。
A｢にしても、なんでいきなり？｣
茜｢最近Aと一緒に遊んだりもしてないからなんか寂しくなっちゃったの。｣
かわいい。かわいすぎる。たしかに遊んでない。私も実は寂しかった。
A｢そっか。じゃあ明日はそのまま遊ぶ？｣
茜｢え！いいの？｣
A｢うんもちろん。せっかく休みなんだもん。｣
茜｢あそぶ！絶対あそぶ！！！！｣
本当にうれしそうに茜が笑った。もうなんか顔が赤くなっちゃいそうそもそもこんな間近で茜の顔見たの初めてだし夜甘えん坊なのすごいかわいいしなんか色々とやばいどうしよう。
A｢そ、そうと決まれば寝よう？｣
茜｢そうだね！もう少し話したかったけど、明日あそべるならいいや！おやすみ！｣
A｢うん、おやすみ。また明日。｣
そう言って目を閉じると、温もりを感じた。
ｷﾞｭｯ
茜が抱きついてるみたい。すぐ寝息も聞こえた。
ほんとにかわいい。
茜｢…A、す…き｣
え、寝言？
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作者名：結冬 -yuto- | 作成日時：2019年1月19日 14時
