☆【朔間零】床ドンとD.キスしないと出られない部屋 ちひろ様リク ページ13
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放送が流れてからの私達。
目の前にいる零さんは何とも言えない顔で、
きっと私の顔は赤いだろう
さっき言った放送の内容とは大雑把に言うと
【床ドンとD.キスしないと出られない】部屋に入れられたらしい
『どうしましょうか零さん……』
振り絞った声を出す
その言葉に反応した零さんはこちらを見る
「はて……どうしたものかのぅ……」
零さんも悩んでいたらしい
これからの事を
『で、でも明日になればきっと誰かが助けに来てくれると思うし……!』
私が思うのは悪魔でも彼はアイドルであるということ
お遊びでもキスなど恋愛などは許されない、
そんな世界に彼はいるのだ
「そう、じゃの。一晩待つとするかのぅ。」
零さんもそう言葉を返す
一瞬だけ詰まった空間に期待しても良いのか駄目なのか
迎えた夜。
ベッドに見立てた机に寝ている
窓から見える空は真っ暗で三日月がよく見える
そして今は冬の終わりかけ
終わりかけと言ってもその寒さは尋常じゃないくらい寒い
冷たくなった指を握り机の上でうずくまる
「___________A」
ふいに後ろから抱きしめられる
この状況で後ろにいる人物は零さんしかいない
『零さん、寒いんですか?』
「我輩は寒くないぞ、だがAの嬢ちゃんは寒いのじゃろ?」
肩が震えておる、と言う零さん
零さんの手に自分の手を添えぬくもりを感じる
『ありがと、零さん。あったかい……』
意識が落ちかけた時
「__________あぁ、やはり無理じゃ……!」
『えっ?』
体の向きが変わり目に見えるのは零さんの顔と天井
押し倒されたとわかる
『れ、零さ、』
「すまねぇA」
昔の口調に戻ってる、と思うよりも先に思ったのが唇の感触
零さんの唇が触れている
舌が唇をこじ開けられるようにして侵入してくる
『んんっ、ふぁ……んぁ、ぁぁ………』
「んっ、ふっ…………」
ピチャピチャとした水音と私の舌っ足らずな声が部屋に響いた
数分してようやく唇が離されどちらのものだが分からない唾液が私達を繋ぐ
『はぁっ……ん………』
まとまらない息を無理して整える前にまた口を塞がれる
『れっ、さんっ……やめ…て…んぁ…』
今度は少しして離される
目を開けて零さんを見ると目が赤く光ってまるで吸血鬼のよう
ゾクリと身震いする
「"やめて"?"もっと"の間違いじゃないのか?」
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猫愛りあ - 凛月さんエロいってぇぇ〜りつまおも最高ぅぅ〜!! (12月29日 11時) (レス) id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
優璃 - 今更ながら読んで最高でした!!リクエストよろしいでしょうか?鬼龍さんで股ドンとDキスをお願いしたいです!!! (6月23日 6時) (レス) @page19 id: 190960af7c (このIDを非表示/違反報告)
mami - 夜分遅く失礼致します!今更ながら作品読ませて頂きました!最高です…胸きゅんが…Twitterもフォローしました!承認してくださると幸いです! (2022年8月15日 1時) (レス) @page38 id: b008be79fd (このIDを非表示/違反報告)
ネギとろ(プロフ) - リクエスト失礼致します。守沢千秋くんでハグからDキスでお願いします!すごく面白いです!これからも更新頑張ってください! (2022年7月3日 13時) (レス) @page23 id: 3c583702ce (このIDを非表示/違反報告)
かげ - リクエスト失礼します。伏見弓弦くんと七種茨くんの2人に同時に攻められるって言うのをお願いします!作者様のこの作品全て読ませていただきましたがとても楽しかったです。これからも応援してます! (2022年2月26日 23時) (レス) @page24 id: 067bd8ce33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とわ | 作成日時:2017年1月8日 20時