時間厳守！（1） ページ8
カカシさん率いる第七班は、個性派揃いのルーキー9人の中でも群を抜いて異色である。
才色兼備・超絶乙女なサクラ、アカデミー首席かつうちはの末裔のサスケ。そして、どこまでも前のめりな意外性ナンバーワン忍者、ナルト。
初めて会った時の印象は、"喧嘩が多く騒がしい子達"。
だけど、いくつかの任務を共にこなしていくうちに、個々が持つ魅力に気付くようになった。
いがみ合っているように見えて、実は認め合っていることにも気付いた。
噛めば噛むほど味が出るとこ、何癖もあるところ。
悔しいけど、流石カカシさんの班だなって不意を突かれることもあったりして。
「お〜、姉ちゃん」
「おはようございます」
「ナルト、サクラ、おはよう。サスケもおはよう」
「……あぁ」
今日も今日とて朝から呼び出し。
ナルト達はどうだか知らないが、私に限っては前日の深夜だか朝方だかにしれっと伝えられる。
こっちにもプライベートってもんがあるんだから。訴えたところで流されるだけだろうけど。
まぁ、里内の任務だし。今のレベルじゃ緊急性の強いものじゃないだろうし。何よりも、あの人が時間きっかりに現れるはずがないし。
約束の時間を多少過ぎたって良いやと、悠々と桟橋へ向かったのだ。
しかし素直に10分前行動をしていたらしい三人は、欠伸を噛み殺しながら不満げに暇をもて余していた。
「姉ちゃん、カカシ先生は？」
「見てないよ。遅れてくるんじゃないかな」
「また遅刻？？」
「まぁまぁ、カカシさんにも色々あるんだろうよ」
「色々って何だってばよ！も〜〜我慢できねぇ！！」
「今回ばかりはナルトに同意だ」
「Aさんも言ってやってよ。いっつも遅れてくるなんて、集合時間の意味がないもの」
「そうだねぇ……確かに遅刻は良くないか……」
分かった、伝えておくよ。ただ、あまり期待しないでね。私の言葉が刺さるとは思えないもの。
そう保険をかけると、サクラはそりゃそうよね……と肩を落とした。
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かにかま(プロフ) - マニ。さん» コメントありがとうございます^^ 折角声を掛けていただいたのに申し訳ないのですが、機械に弱いのでやめておこうかな…と思います。すみません; (11月6日 18時) (
レス) id: a48c4b505b (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ✉️。こんにちは、とても面白いです！これからも頑張ってください、あのもしよければボードで会話したいのですが不可能じゃなければでいいです！ (10月8日 15時) (レス) id: e240ea4865 (このIDを非表示/違反報告)
かにかま(プロフ) - こめおさん» ありがとうございます。頑張ります^^ (9月25日 0時) (レス) id: a48c4b505b (このIDを非表示/違反報告)
こめお(プロフ) - ずっと待ってましたありがとうございます！！！！本当に嬉しいです！無理せず頑張ってください！！引き続き応援します！！ (9月23日 9時) (レス) id: 121e674881 (このIDを非表示/違反報告)
かにかま(プロフ) - こめおさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けてとても嬉しいです！こちらこそ長らくお待たせしてしまいすみません;; 引き続き気紛れな更新になるかと思いますが、良かったらたまに覗きに来てくださいね^^ (9月23日 3時) (レス) id: a48c4b505b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かにかま | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/0660ea0a061/
作成日時：2022年7月3日 18時
