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額に冷たい感触
誰だ…シュウか…?
貴「…ん……」
「あら、起こした?」
貴「…いえ」
シュウじゃなかった…
先生か…
「結構熱あるわね〜。帰る?」
貴「あ…いや、シュウ…虹村が迎えに来るまで…ゲホッケホッ、いても、ゲホッ、良いですか」
「良いけど…平気?」
貴「平気です……」
「虹村くんだっけ?仲良いわよね」
貴「まあ…はい」
「あ、話してたら休めないか。ごめんね、おやすみ」
貴「はい…」
本当にな
くそ…だるすぎ…
勝手に瞼落ちてくるけど眠いわけじゃないんだよな
でももうすぐシュウ来るかな
早く来て…帰りたい……
…と思っていたら、シャッとカーテンが開いた
「虹村くん、静かに開けなさい」
虹「あー、すいません」
貴「………終わったのか…?」
虹「終わったから帰ろう」
貴「帰る…」
虹「荷物も持ってきたから。ほら、立て」
貴「んー」
「お大事にね」
貴「はーい」
先生にお礼を言って私とシュウは帰宅した
私の家に入ってベッドに無理やり寝かされる
少し待ってろ、と言われて待っていると冷やすシートと薬を持ってきてくれた
虹「ん。薬飲んで冷やして寝れば良くなるだろ」
貴「ありがと…」
虹「あと着替えろ。いつまで制服でいるつもりだ」
貴「おー…」
虹「ばっ、お前さ!年頃なんだから気にしろ!俺部屋の外にいるから!」
着替えようとしたらシュウに止められた
…………熱で頭回ってなかった…
それに昔から気にしてなかったし…
あ〜〜……やってしまった
私は着替えてドアを開ける
貴「シュウ、ごめん。着替えた」
虹「…おう」
貴「その節は大変お見苦しいものを…」
虹「いや、見苦しくはねぇ、けど…年頃なんだから恥じらえ」
貴「幼馴染でもダメか…」
虹「だってお前、俺が着替えてるの見て……悪い、普通に見てたな」
貴「お前のは抵抗ないな……昔から見てるし…」
虹「いや、まあ……俺も抵抗あるわけじゃないけどお前が嫌かなーと」
貴「…………別に…嫌ではない…な…昔からなのは私もだし…」
虹「で、でもほら、女の人って成長に連れて身体変わるだろ?」
貴「まあ、そりゃあ…」
虹「…この話は終わりだ!寝ろ!」
貴「分かったよ…じゃあ薬…の前に何か食わないと」
虹「あ、持って来るの忘れた。待ってろ」
貴「うん」
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猛禽類 - とても面白い作品です!頑張ってくださいね! (2020年10月12日 16時) (レス) id: dcfbcdf279 (このIDを非表示/違反報告)
ねお - 一人称は『私』で統一して欲しいです。凄く読みずらい。 (2019年5月18日 22時) (レス) id: 8f6dc334bb (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 主人公が一人称『俺』になったり『私』になったりはなにか意図が…?とか思いますがおもしろいです!応援してます! (2018年2月25日 1時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:碧夜叉 | 作成日時:2017年10月9日 20時