熱戦を捧げようか ページ21
「カプに捧げるポケモン勝負!」
彼らは手合わせの準備を始めていた。
「今日は負けないからねっ!!!」
響き渡るハウ君の声
「今日も勝たせないからなー!」
ヨウも負けずに答える
「ミヅキ!」
ふと振り向いた先に見つけた妹に駆け寄る
「姉さん!!!次はあたしなの。お兄ちゃんかハウくんか、どちらかかったほうとなの!」
と、嬉しそうに言う。
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ハウくんの悔しそうな顔と弟の危なかったーという表情。
「とても熱いバトルでしたなっ!」
ハラさんの声にミヅキがヨウの前に立つ。
「お兄ちゃんっ!!つぎは私と勝負です!」
ミヅキがポケモンバトルをするところを見るのは久しぶり。どんな戦略なのだろうか。
「ミヅキ!行くぜ!」
ヨウの声で合図がかかる。兄妹の勝負が捧げられるとは、とても珍しい。
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「悔しいー!」
負けたミヅキの声だ
おしい。おしかった。もうギリギリライン。本当の本当に。熱いバトルだった。
「カプウッ!コッコーーー!!!」
あぁ。守り神のカプ・コケコが。
熱戦の後。私は弟と妹、そしてハウくんやリーリエちゃんに「良い旅をね!アーカラ島でまた会おうね!」といって私はモーテルハウスへと向かった
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