【黒バス】マネージャーのお仕事。

再教育35日目 ページ40

やっとの思いで足を動かし、修造を探す



多分、教室に戻ってるな



体育館は一年が使っていて



屋上は鍵がないと行けない



更衣室もそうだ



「しゅ…虹村、ちょっと来てくれ」



授業中にも関わらず私は修造を教室から引きずり出す



先生たちは唖然としている



「保健室に行ってきます。すぐに戻りますので」



私はそう言って修造の背中を押した



足がガタガタいってる



保健室には先生がいた



5分だけ席を外してくれと頼むと青春ね、と言って出ていってくれた



虹村「…なんだよ」



「…私は、赤司とイチャついていた、わけじゃない…です」



傷付けないように言葉を選びながらゆっくり話す



「それと、昨日はわる…ごめんなさい……少し言い過ぎたと…思ってます」



虹村「なんでさっき虹村って言い直した？なんでそんな恐る恐る喋る？俺が嫌いになったからか？それともカレカノになったから？」



突然の修造からの質問攻め



頭がついて行かない



虹村「こんなよそよそしくされんだったら…




　







付き合わなければよかった」



「あ、はは…そうだよね……ごめん」



私は保健室から飛び出し、靴を履き替え学校の敷地外に出た



『付き合わなければよかった』



「胸が痛いよ……っ」

再教育36日目→←再教育34日目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す