【黒バス】マネージャーのお仕事。

再教育34日目 ページ36

次の日、浮かない気持ちのまま学校に向かった



虹村「A、おはよ！体大丈夫か？」



いつもと変わりなく接してくれる修造



「おはよ。体はヘーキだよ」



簡単返す私



傷付けないように必要ないことは言わない



必要な単語だけ言えばいいんだ



その後も修造は色々と話しかけてきた



何時も異常に



でも私は「うん」「そうなんだ」「面白いね」



こんな単語しか返さなかった



そんな状態で半日過ぎた時だった



赤司「A先輩…少しよろしいですか？」



珍しく赤司が私の教室に来た、



言葉は尋ねているようだが、目は来いと言っている



「ん、少し待ってろ」



お弁当を片付け赤司の元に向かう



「なんの用事だ」



赤司「ここでは少し…場所を変えましょう」



先を歩く赤司の後ろを歩く



コイツも…か……



バスケは人をこうも変えてしまうものなのか



いつの間にか私より背が伸びた気がする赤司



成長をしているのは才能だけじゃないのか



何故か安心感があった



変なの…



赤司「A先輩…」



気が付くと私達は第二音楽室にいた
(主に部活で使う部屋なので人の出入りは少ない)



赤司「…気を抜くなんてA先輩らしくないですね」



クスッと笑う赤司



こいつ…



何を考えてるんだ……？

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