色々詰め込んだ短編集！文スト

リクエスト ページ41

ライオン「太宰さんからの贈り物！！ありがとうございます！！」


トト「人虎貴様、太宰さんからの贈り物を貰うとは！！やはり虎絨毯にしてくれる！！」

ライオン「なんだと！お前は役柄上貰えなくて当たり前だろ」

トト「巫山戯るな！！」


「「「めっちゃ喜んでるし羨ましがってる！」」」

意外とプラシーボ効果は効いたようだ。

一方…

『ええーなにこの無駄に芸術的な脳…処理どうすんの…』


木こり「……(フェルトで作ってある心(仮)を床に投げ捨てた)」

「「「こっちは捨てる気しかない！！」」」

ー皆が三者三様な反応をしている中、ドロシーは尋ねました

ドロシー「あのーオズさん。僕はどうやって帰ればいいのですか？」

皆さん忘れているだろうが、この物語はドロシーが家に帰るまでを描いた作品である。忘れた人は最初を読み返したらいい。

オズ「あ…」

一同のオズを見る目が冷たくなりました

オズ「いや、ほら、ね？こ、この国は良いところだよ！！どうだい？ここはひとつこの国に住んでみるのは？」

ドロシー「ですが、おばさんとおじさんが心配してしまいます…」

オズ「うーん…そうだ！気球！！気球を作って何とかしたら、こう、いい感じに帰れる！！……かもしれない！！」

『発想が幼稚園児』

オズ「そうだ！それがいい！！早速取り掛かろうではないか！」


ーかくして一同は気球を作り上げました


オズ「せっかくの機会だ。私もこの国を出ることにするよ。脳がないカカシちゃん。君を私の後任にしよう！感謝したまえよ！」

『本人の同意は！？てか、脳がない言うな！』

ーオズは気球に乗り込み、ドロシーもそれに続きました

オズ「それじゃあ行こうか」

準備をするオズ。気球が浮き上がりそうになった瞬間…

「トトさんがいません！」

『え！あいつどこいった！』

パニックになる現場

「僕探してきます！！」

『エえっ、ちょ、待っ……！！』

オズ「待つんだ！！今から気球が飛ぶから！」

ドロシーはどこかへ消えていった。浮き上がる気球。オズと目が合うかかし。

オズ「あー…………後はよろしく」

そういうなりオズはひとり飛び去っていきました


『オズ、あいつほんと使えねーな！！！』

もうオズが悪役でいいのではないか


こうして気球で脱出作戦は失敗に終わった

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