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剣が22本 ページ23

貴女side




それでなんやかんやあって放課後(((((((



今日は転校初日だしさすがにプロデュースしなくてもいいとのこと。ホワイトだな。



?「あ♡凛月せんぱぁーい!迎えに来ましたよー♡」



凛月「うげぇ……ねぇ、花子、一緒に保健室行ってサボらない?」



花子「レッスンはさぼっちゃダメなんじゃ……」



一目で分かった。あいつがみゆだ。



顔めっちゃ可愛いなおい。ぶりっこじゃなくて性格よかったら100点満点なのに…((



凛月「でもさぁ〜…」



花子「言いたいことはすごく分かる。ものすごく。」



凛月「はぁ〜…ほんと気乗りしないー…」



嵐「………凛月ちゃん、行きましょ」



みゆ「うわっ、オカマじゃん。きも」ボソッ



は?



花子「は?何言ってんのお前」



ゆるせない



みゆ「あー、今日転校してきた……えーっと…」



花子「あんたに名前呼ばれたくない。」



みゆ「ふぇ……ふぇぇ〜ん…り、凛月先輩〜、この人がいじめてきますぅ〜」



そう言ってみゆはズカズカと教室に入ってきて凛月に抱きついた。



凛月「………っ」



凛月は思いっきり引いた、青ざめた顔をしてみゆを振り払った。



正しいぜリッツ。((



みゆ「……!!う、ひっく、なんでぇ、凛月先輩…?」



花子「ねぇ、さっき言ったこと嵐ちゃんに謝ってよ。」



あぁ、怒りすぎると逆に冷静になってくるよね



嵐「花子ちゃん、その気持ちはすごくありがたいけど、いいのよ!ほんとに、いいの…」



いっつもニコニコしてる優しい嵐ちゃんにこんな顔させるなんてゆるせない。



花子「やだ、嵐ちゃんはよくても私は嫌!」



嵐「花子ちゃん……」



みゆ「……だって、みゆは悪くないじゃないですか」



花子「…っ!!……謝れ。」



おっと、思ったより低い声出た。



みゆ「…チッ……ごめんなさい」



花子「おおっと舌打ちが聞こえたなぁ〜?」



みゆ「…っ!!!さようなら!!」



そう言ってみゆは走って行った。

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今日貴女を守ってくれる騎士

鳴上嵐


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作者名:もからて | 作成日時:2020年7月23日 1時

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