【おそ松さん】*義妹の苦難* 下

love for you ページ10

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Aside


　『…後、一人。』

十四松兄さんを終え、残り一人となった所で急にドッと、疲れが襲ってくる。


　『…ねむ。』

まだ駄目だよな〜

なんて、思いながらも瞼が閉じてき…

スパンッ！！！！


ト「…寝かせないよっ！！！」


　『あん、抱いて！！』

っと、トド松兄さんが入ってくる。


ト「ちょっ、寝ないでよね！！僕、最後まで我慢したんだから！！」


あ、先の私のボケは無視の方向ですか。

なんて、思いながら…

　『…お疲れ様、で兄さんは？？』

っと、急かす。

いや、急かすってなんだろ…なんて一人ツッコミしながらもトド松兄さんを見る。

ト「…僕、Aが好き。」


　『…。』


ト「あっ、僕短いけどこの文章に全てぶつけたから。」


　『…えっ。』

意外にも短い言葉で拍子抜けする。


ト「…んじゃ、隣戻る？」


　『…あっ、え、うん。』

微妙な空気が流れる。


ト「…ね、A。」

トド松兄さんが扉に手を掛けてこちらを向く。


ト「流石に…照れた方がいいと思うよ。」

バシッと、扉を閉められる


　『…照れる…』

っと、言ったトド松兄さんの顔は少し赤かったなーなんて、思う。


　『…つか、そもそも照れるって…ハッ！』

そ、そうだったのか！！

私は職業柄 告白ネタも扱うし…今回の狂った兄たちからのlove for youのせいでそーゆうのに鈍くなってしまったのかぁぁぁぁ！！！


バシッ


ト「痛いからぁぁぁぁ！！！」

love for youって？！

っと、一々戻ってきてくれる辺り優しいんだなとは、思った。


…まぁ、兄さん達は基本はいい人達だけど。


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