【おそ松さん】*義妹の苦難* 下

幻滅 ページ11

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　Aside


…まぁ、そんなこんなで 三話目に繋がるんだけど…


　『…ねぇ、やっぱ兄さん達血迷ってんじゃないの？？』


　「「「「「「…えっ」」」」」」

っと、一斉に視線が集まる


　『だって、妹だよ？！身近で済ませようとし過ぎじゃないの？？』

まぁ、血は繋がってないけど。


カ「おい、A。流石に…」


　『それか…からかってるの？』

まぁ、確かに恋愛沙汰には疎いけど、あんまりテンプレは期待できないし…


チ「俺たちはそんな…！！」


　『…まぁ、血の繋がりがない妹なんて使い易いに決まってるよね。』

なんて何気ない風に言えば…


ダンッ


お「Aが、本当にそう思ってんなら俺は幻滅する。」

っと、出ていってしまう。

　『…』


一「…」

すると次に一松兄さんが立ち上がり…


一「僕も…本気でそんな事言ってるなら、死ぬから。」

っと、他の兄弟と共に出ていってしまった。


　『…死ぬから。か…』

その言葉に何か狂気じみた物があり、とても嘘だとは思えなかった。


　『…でも…』

どうしても怖かった。


私が一人を選べば兄さんたちはバラバラになってしまうかも知れない…

なのに…


　『…なんで私が…』

っと、頭を抱える。


…人が怖い

いずれは置いていってしまう…

独りは怖い。独りは怖い。

独りが怖い。


　『…父さん、母さん。』

もう顔すら覚えていない 血の繋がりのある両親。


　『…私はどうすればいいんですか。』

目の前が歪んでくる


スーッ

すると、静かに扉が開く


松代「Aちゃん。ちょっと、話さない？」


　『母さん…』

　そこには、母さんがいた




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