黒子の短編集(仮)

笑顔と爪痕とあまい嘘 森山由孝 ページ23

「ん・・・。」
「おはよう、A。」
「うん、おはよう、ってなんでいるの!?」
朝、目を覚ますと一番に目に飛び込んできるたのは幼なじみの由孝。
「うーん、Aが可愛いから〜。」
「はあ？」
こいつ、寝ぼけてる・・・。
「A〜、オレはAの運命の人なんだよ〜。」
「ちょっと、抱きつかないでよ。」
由孝は寝ぼけてるからか後ろから抱きついてきた。
「ぎゅーってして〜、そしたら離れる〜。」
「わかったよ。」
仕方なく私は後ろをむいて由孝を抱きしめる。
「由孝痛いよ、爪が食い込んでる。」
「やだ、はなさない。」
「はなすって言ったじゃん!?」
「気が変わった。」
そう言って由孝はさらに抱きしめる力を強くする。
「由孝、泣いてるの？」
「だって。」
由孝は泣いていた。
「ごめんね、気づかなくて。」
「いいんだよ、もう。」
由孝は辛そうに泣いていた。
私の肩はパジャマごしでもぬれてるってわかるほどぐしゃぐしゃだったけど全然不愉快ではなかった。
「A、Aは誰が好きなの？」
「え？」
「Aはいつもバスケ部の練習身に来てるけど、Aはオレの事見てくれないから。」
「・・・だって、由孝の事ばっか見てたら周りにバレちゃうじゃん。」
「本当に？本当にAはオレの事好きなの？」
「うん、そうだよ。」
「よかったぁ、もし黄瀬とか言ったら黄瀬の事ころしてたかも。」
(あぁよかった、そしてごめんね由孝、私が好きなのは笠松くんなんだよ。)

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森山由孝くん夢でした。
口調分かりませーん←
後森山は窓から入ってきました←
爪痕とか意味がわからないです←
お題提供「確かに恋だった」様から。

泣いたのは誰のせいで 福井健介→←目を逸らして曖昧にして 日向順平

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