ロリコンでも 氷室辰也 ページ16
「行ってきまぁす。」
一週間前で5歳になるAは憧れの自転車を買ってもらって今日初めて一人で自転車で出かけるので上機嫌だった。
「遠くまで行っちゃだめよ。」
「はぁい。」
母親の言葉に素直に返事をしてペダルをこいだ。
いつものお散歩コースが違って見える。
「うわぁ。」
よそ見をしていたAは壁にぶつかりそうになり、なんとかよけたもののバランスを崩して倒れてしまった。
「う、うわああああん。」
Aは泣き出してしまったが人の気配はない。
「ひっぐ、お母さん。」
「どうしたんだい、お嬢さん?」
そう言って差し伸べられた手はAの手よりも何倍も大きく、優しそうだった。
「お兄さん、だれ?」
「オレ?オレは氷室辰也、よろしくな。」
「ひむろ、たつや?」
「あぁ、そうだよ。」
そう言って氷室は笑った。
左目は隠れていて右目には泣きボクロがある。でもなんだか優しさが感じ取れた。
「帰ろう、家まで送っていくよ。」
普段のAは断るのだが。
「うん、帰る。」
その後消毒をしてもらってバンソウコウも貼ってもらいAを自転車に乗っけて自転車を家まで押してもらった。
氷室と出会ってから一週間たった。
なはすっかり氷室になついていて、二人はAが転んだ公園であっていた。
「たつやぁ、あのね。」
「うん、なんだい?」
「今から自転車で公園を一周してくるから、一周したらお願い聞いてね。」
「あぁ、いいよ。」
今氷室とAのいる公園はかなりひろい。
「おそいなぁ、様子を見に行こうかな?」
氷室がベンチから腰をあげようとしたら。
「たつやぁ!」
Aがやってきた。
「たつやぁ、お願い、聞いてくれる?」
「あぁ、いいよ。」
Aは花かんむりを持っていた。
「しゃがんで?」
「うん。」
「氷室達也さん、私と結婚してください。」
「え?」
「この花かんむりはこんやくゆびわの代わりだよ。」
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氷室達也くん夢でした。
エレガントヤンキー氷室さんにはロリコンになってもらいました。
今回のオチはAちゃんが転んだ時に落としました←
次はお題、「確かに恋だった」から「歪んだ恋10題」をやる予定です。
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五月晴れ★(プロフ) - 振替休日さん» そっか、おっと、もうすぐご飯だから|・x・)ノシ (2014年11月5日 19時) (レス) id: 9f76653b91 (このIDを非表示/違反報告)
振替休日(プロフ) - 五月晴れ★さん» そんなことないよ(`・^・´) 他にも好きなのいっぱいあるもん 最近は終焉の栞とか見てる 今日はスペランカーの実況みた (2014年11月5日 19時) (レス) id: 5f0e49a663 (このIDを非表示/違反報告)
五月晴れ★(プロフ) - 振替休日さん» ごめんの気づかなかったそうか、君はM.S.SPにしか興味ないか (2014年11月5日 19時) (レス) id: 9f76653b91 (このIDを非表示/違反報告)
振替休日(プロフ) - 五月晴れ★さん» さっきまで3hitだったのにいつの間にか15hitになってる(・д・) (2014年11月5日 19時) (レス) id: 5f0e49a663 (このIDを非表示/違反報告)
振替休日(プロフ) - 五月晴れ★さん» うわー興味ないーww そいえば私MSSPの小説しか読んでないやww そいや小説ここでは書いたことないなーw (2014年11月5日 18時) (レス) id: 5f0e49a663 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:五月晴れ★ | 作成日時:2014年6月8日 20時