黒子の短編集(仮)

すれ違い 笠松幸男 ページ13

笠松幸男くん、バスケ部の主将でチームの中では小柄な人、でも人一倍責任感が強くて、私の好きな人。

「笠松くん、これ落としたよ。」
「お、おう。」
笠松くんと話したくて、なんとなく、後ろを歩いてたら笠松くんはハンカチを落としてしまった。
「笠松くん・・・。」
「あ、笠松、名字悪いこれ資料室に運んで配っといてくれ。」
話しかけようとしたら偶然、担任にをファイルを運ばれるように言われた。
「はい。」
「わかりました。」
(それにしてもすごい量だな、結構大切なファイルじゃないの？それに一冊一冊がすごく重いし・・・。)
「貸せ、半分持つ。」
「え、でも笠松くんもたくさん持ってるじゃん。」
「これでもバスケ部主将やってんだ、なめんなよ。」
「そうだね、じゃあお願い。」
「お、おう。」
(笠松くんの耳、赤い？)
笠松くんは私の前を歩いているから顔は見れないど、確かに耳は赤い。良し、チャンスだ。
「かさま・・・。」
「笠松せんぱーい!」
「黄瀬じゃねぇか。」
(この人が黄瀬涼太、はやくどっか行かないかなぁ？)
やってきたのは笠松くんの後輩の黄瀬くん。
「せんぱい、この人彼女さんっスか？」
「何言ってんだよ黄瀬!彼女なわけないだろ!!」
(笠松くん、そっか笠松くん女性苦手だから私の事も・・・。)
「私達ほとんどまともにしゃべった事無いよ？」
「でも笠松せんぱい。」
「黄瀬!それ以上言ったらしばくぞ!」
「え、もうシバいてるっスよぉ。」
「うるせぇ!名字資料室行くぞ。」
「待って、黄瀬くんバイバイ。」

「笠松くん、怒ってる？」
「別に・・・。」
さっきからこの繰り返し。資料室に行く道はただでさえ遠いのに、周りに人なんていないから余計に遠く思える。
「そ、そう言えばよ、なんかいいかけてたよな。」
「う、ううん、なんでもないよ!?」
告白、したかった、でも、出来ないな。笠松くんから告白させるから。

(絶対惚れさせてやる!)
(くそ、コイツの前ではかっこよくいたいのに!)

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笠松幸男くん夢でした。
それぞれの想いがすれ違う話が書きたかったです。でも、無理でした←
これが限界です←
テスト期間になると更新のペースが速くなる←
今回のオチは先生に渡されたファイルの中です←
そして色んな書き方試して今回が一番やりやすかったです。
ちなみにやりにくかったのは前回のラブレターです。
風景描写が特に・・・。

仲良くなりたい 黒子テツヤ→←ラブレター 緑間真太郎

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