【黒バス】貴方｢私たち血繋がってないって｣赤司｢うん知ってるw｣虹村｢血が繋がっていようがなかろうがお前達を愛してる｣全｢お父さん、、(ﾄｩﾝｸ｣

４* ページ6

宮地side





今日は学校で調理実習があった






健介とは同じクラスで、まあ、同じ班になったんだが………






｢健介〜これ切っといて｣





と同じ班の男子が健介に野菜を渡した






すると健介の顔が引きつった








宮地｢いや、それオレがやっとくわ｣






とすかさずフォローした







｢ん？まあどっちでもいいけど…｣







福井｢ごめん、清…。｣







宮地｢いいから気にすんな。お前はできるだけ離れてろ｣







福井｢……ありがとう｣






健介から距離をとった






オレはその間に野菜を切る







…そう、健介は包丁が使えない







いや、包丁が怖い







数年前の話だが、健介は１１歳の時に親父に連れてこられ、オレ達の家族の一員になった






健介はそれまでずっと親に虐待されていたらしい







…でもって、背中には刃物でつけられた大きな傷がある






たぶん一生消えない






これは親につけられた傷







だから健介は刃物が今でも怖い







オレは普通に幸せな生活してたけど、





オレたち家族はみんないろいろ抱えてる








だからこそみんなでフォローしあって生きていこうって思う







宮地｢健介ー、終わったぞ｣






福井｢ああ…｣







調理実習でつくった野菜炒めはまあまあ美味かったよw

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