＊ ページ16
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「太ちゃん、付き合って・・・？」
「前も言ったじゃん」
“太ちゃん大好き！！付き合って！！”
“むり”
“太ちゃんのお嫁さんにして！！”
“その前に勉強しろ”
“たいちゃ
“むり”
何度もめげずに告白して、
家族だのどうのこうのっていうより
ただ太ちゃんが好きな気持ちだけを貫き続けたのに。
「A、心折れないわけ？
てか、なんで俺なの？他にもっと
「太ちゃんじゃなきゃ嫌なの！！」
「······なんで、」
「いつもつめたくて、素っ気なくて、
一度も私のことなんて見向きもしてくれなかったけど、
それでも優しいんだもん！！ふいに優しくなるからっ、
やっぱり好きってなるんじゃん！！」
初めて太ちゃんに対して反感した。
初めて声を荒らげた私に、
太ちゃんは目を丸くさせてる。
「·······じゃあもう会うのやめる」
「そうやっていつも来んのは誰だよ」
「本当にもうやめ···········っ、」
話の途中で遮るように交わされた
私のファーストキス。
「・・・会わないなんて言うなよ」
なんでこんなタイミングで、
なんで気持ちのこもってないキスなんかしちゃったの？
いつも振り向いてくれないのは太ちゃんだよ？
なんでそんなに悲しそうな顔をするの。
だからいつも期待しちゃって
毎度毎度ここに来ちゃうんだよ。
そういう、思わせぶりな態度
本当にやめてよ·····、
「········最低っ、」
私は何も考えずに部屋を出た。
とりあえず遠いところに行きたくて、
家を飛び出したままひたすら走る。
今日、初めて太ちゃんを嫌いになった。
もういい時間で、
空も薄暗くなって怖い。
さみしい・・・・って思ったのと同時に
震えた私の携帯。
＞ 風邪引くぞ、早く帰ってこい
なんで直接来てくれないの。
なんで文面だけ優しいの。
気持ちに答えられないくせに
中途半端に優しいよね。
でも、この一文だけでも嬉しかった。
太ちゃんの話になると、
私、ものすっごく単純なんだよ。
今また、太ちゃんに恋をする。
私はまた、彼のことを嫌いになれない。
“恋って言うから愛に来た”END.*･ﾟ .ﾟ･*.
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あい(プロフ) - りなさん» はじめまして、コメントありがとうございます^^きゅんきゅんしていただけましたか！一番嬉しいお言葉です（笑）続編もupさせていただきましたので、是非そちらでもお待ちしております☆ (2018年5月21日 1時) (
レス) id: dd8208cd00 (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 続編楽しみです！きゅんきゅんです！ (2018年5月21日 0時) (レス) id: 7acbea5606 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - はちみつさん» ・・え？はちみつさん？こちらこそいつも小説読ませてもらってますっ！いきなりの登場でびっくりです・・（笑）私もこのお話の北山さん大好きなんですよね〜、もどかしいんですけどリア恋はやっぱり北山さんが一番似合うなと思って妄想が止まりませんでした（北山担） (2018年5月20日 11時) (レス) id: dd8208cd00 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - こんにちは^^*小説読ませてもらってコメントしてしまいました( ´ ▽ ` )俺が好きでしょみっくん、気持ち分かります！近くにいるリア恋すぎてね、なかなか好きって気付けないんだけど何だかんだで北山さんが一番なんです！(北山担の意見笑)またキュン作品待ってます♪ (2018年5月20日 9時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - mokaさん» mokaさん、またまたありがとうございます！こんな風に優しすぎて胸が苦しくなるほどの彼氏いませんかね（いない）玉森さんの年下設定なら、私の作品で既に書いているので、多分一番書きやすいかと思います（笑）またまたお時間いただきますが、ぜひお待ち下さい^^ (2018年3月21日 22時) (レス) id: dd8208cd00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あい
| 作成日時：2018年2月27日 1時
