黄瀬「俺の妹って影が薄いんスよ！」【黒バス】

影薄19 ページ20

一週間後──

涼香「涼太、説明が長いから聞く気なくすよ」

黄「それでも涼香が一緒に来てくれるのは嬉しいっスよ」

適当に聞き流す

涼太との会話なんて大体聞き流してるし

黄「あっ、着いたっスよ」

目の前には水色の屋根の一軒家

屋根がスゴく可愛らしい

涼太はチャイムを押して『タクヤっち…タクヤ君居ますかー？』

などと言っている

認めた人は『〜っち』って付けるからな

癖づいていると面倒

タクヤ「よう、上がれよ」

黄「ホントにありがとう、タクヤっち！」

タクヤ「え、何気持ち悪い…」

黄「ヒドイっスよ！もう！」

タクヤ「涼香も久し振り」

水色髪に黒い瞳の彼は

中学の頃の同級生であり

黒子さんの双子の弟の『黒子タクヤ』

涼太と同じでモデルである

涼太よりはマシな方の←

タクヤ「いつまでも外じゃ疲れんだろ、早く上がれよ」

タクヤは扉を大きく開き

私達を家に入れる

涼香「ご両親は？」

タクヤ「今は仕事、今日は部活も無かったしちょうど良かったよ」

？「タクヤ、お客さんですか？」

タクヤ「うん、リョータと涼香」

？「あぁ…黄瀬君兄妹の…」

この声は黒子さんだ…

黒「お久し振りです涼香さん」

涼香「は、はい…お久し振りです」

黒「高校は黄瀬君と同じなんですね」

涼香「涼太のワガママで」←

遠く(本当は近く)から涼太の『涼香!?』という声が聞こえたが無視をした

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