影薄12 ページ13
黄「涼香、大丈夫っスか？」
涼香「もう帰る」
黄「ええっ!?なんでっスか!?」
涼香「こんな事がもう10回、いい加減涼太も練習に集中出来ないだろ、その度に涼太が来る必要は無い」
黄「けど、大事な妹なんスから…」
涼香「どうでもいい、とにかく私は帰る」
黄「ちょっ！涼香！」
私は隣に置いていた荷物を持って体育館を出る
これ以上、涼太の練習に支障をきたしてはならない
しつこくっても、なんやかんやあっても
やっぱり大事な兄なのだ
面倒な事には巻き込みたくない
？「帰っちゃうの？」
不意に後ろから声をかけられる
その声の主は竜太君だった
涼香「涼太に迷惑になってるしね」
如「そうかな〜？俺からしたらスゴイ嬉しそうだったよ？」
涼香「さっきから、私はマネージャーに間違えられては涼太が助けに来る、その度に涼太は練習を中断してる」
如「まぁ確かにww」
涼香「笑い事じゃないよ」
私は涼太の為を思って言っているのだ
笑われるのは少し気に食わない
如「ホント、涼香ちゃんも涼君も優しいよね〜」
涼香「私が優しい？」
私は特に優しいとは思っていない
なのに優しい？
何処をどう見たらそう見えるのか
如「お互いの事気にしすぎじゃない？たまにはさ、頼ってみるのも良いんじゃない？じゃ、明日ね！」
竜太君はよく分からない事を言った後
体育館の方へと走り去って行った
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(新)黒銀文夢LOVE(プロフ) - なつみかんと。さん» あ、有難う御座います！面白いと言ってもらえて光栄です！これからも更新頑張ります！ (2017年5月6日 13時) (
レス) id: 84b177e18b (このIDを非表示/違反報告)
なつみかんと。 - すごく面白いです！更新、頑張ってください！ (2017年5月6日 9時) (レス) id: 854f36b220 (このIDを非表示/違反報告)
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