【黒バス】 君はもう僕のモノだ 【赤司征十郎】 2nd

５６　声　※ ページ9

A「や、やだ…っ！やめて！」


宮野「大人しくしろよ。

…どうせ、今は試合中だ。誰も来やしない」


A「っ…！」




どうあがいても逃げられない。

上から抑え込まれて、何もできなかった。


かろうじて動ける足も、特に意味をなさなかった。




宮野「女１人こんなトコ来るなんてな。

気づかれないとでも思ってたのか？」



侮蔑まじりの口調で言われた。


そんなこと、考えてたわけじゃない―――。




宮野「久しぶりに声、聞かせろよ。

あの日みたいに泣けばいいだろ」


A「あの、日…？」


宮野「ココ」




宮野くんが太股をツウッとなぞった。

冷たい指になぞられ、一瞬動きが止まる。




宮野「へぇ…まだ傷跡、残ってんだ。

ちょっと意外だな」


A「…深かった、から」




…あの日、宮野くんにつけられた傷は―――。




宮野「へぇ…じゃあ、少しは遠慮してやるよ」


A「っあ…！」




宮野くんの手が再び服の中に入ってきた。

そして、やんわりと胸を揉み始めた。




A「な、何して…！」


宮野「言っただろ。お前の初めては全部奪ってやるって」


A「や、やだ…やめて！」




でも、動く手は止まらなかった。

そのまま、下着の中に手を忍ばせた。




A「っ…あ…///」




胸の先端を指でクリクリと弄られ始めた。

少し痛かったのに、だんだん身体が熱くなる。




A「や、やだ…っ、みやっ…の…く…っ////」


宮野「なんだよ、キモチイイんだろ？もっと声出せよ」


A「っ…///」




フルフルと首を横に振る。

唇を噛みしめて、必死に声を抑えた。




宮野「…ったく、声出せっつってんだろ」




そう言うと、下着を完全に剥ぎ取り、先端に吸い付いてきた。




A「や、やだ！やめて、何で…！///」


宮野「どうせ出すならもっと色っぽい声だせよ。

それ以外は喋んな」


A「んんっ…////」




舌を這わせ、きつく吸い上げられる。

思ってた以上に、優しくされた。


それでも、許せる行為ではない。




A「やめ、て…っ誰か…！」


宮野「誰も来ねーよ。試合中だ」


A「っ…！」




絶望感が頭をよぎった。


このまま、誰も来なかったら―――。




宮野「…なに考えてんだよ。

オレのことだけ考えてろ」




ふたたび唇を押し付けられる。


―――もう、逃げられなかった。

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