52 試合開始! ページ5
「両チーム、前へ」
審判の人の号令で、向かい合って整列した。
…運悪く、宮野は私と同じSGだった。
だから、目の前にいる。
宮野「よお、さっきはどーも。
見てろよ、ぶっつぶしてやっからよ」
憎らしげに笑った。
「晃希、あんまり喋るな」
宮野「わあってるって」
「ごめんね、ウチの部員が迷惑かけて」
A「…いえ、別に」
キャプテンらしき人が声をかけてきた。
こっちは案外、誠実そうないい人っぽい。
「「「お願いします!!」」」
声を揃え、一斉にポジションについた。
ジャンプボールは、宮野と紫原くんだった。
…並ぶ2人は、大きな身長差があった。
宮野「うわ!デケーな、なに食ったらこんなんになるんだよ」
紫原「お菓子ー」
宮野「マジかよ、顔に合ってねーw」
紫原「……」
…顔が引きつってる(^_^.)
すると、紫原くんはムッとした顔でこっちに向かってきた。
紫原「Aちん、アイツひねりつぶしてもいいー?」
A「えっ…てか、何で私に聞くの?」
紫原「Aちんは大事な仲間だしー。
ダメって言うならやめるー」
…うーん、喜んでもいいんだろうか。
でも……。
A「あのね、実はさっき…」
…紫原くんに、宮野くんに言われたことを話した。
紫原「…ひねりつぶす」
あ、怒っちゃった。
ふたたび、紫原くんと宮野が向き合った。
紫原「ひねりつぶすよ」
宮野「ハッ、やれるもんならやってみな!」
ジャンプボールが高く上げられた。
バシッ―――と音が響いた。
ボールに触れたのは紫原くん、取ったのは大輝だった。
青峰「っしゃあ!とばすぜ!」
「な、なんだアイツ!超早ぇじゃねーか!」
「くそ!誰か止めろ!」
相手の声も空しく、開始数秒で点を取った。
A「大輝、ナイス!」
青峰「このくらい朝飯前だっつの」
2人でパンッと手を合わせた。
すると―――
宮野「…へえ、青峰も成長したんだな」
怪しく笑った、宮野が近づいてきた。
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
65人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りん - 赤司くんかっこいい(\\\∀\\\) ゆっくりでいいので頑張ってください♪楽しみにしています\(´∀`*)/ (2018年6月11日 19時) (レス) id: f9b767ebf1 (このIDを非表示/違反報告)
キチガイ - これからも更新してくれますか? (2017年10月21日 14時) (レス) id: 3fedb0a791 (このIDを非表示/違反報告)
こころん(プロフ) - すごいおもしろくって、赤司くんかっこいいです!!更新頑張ってください!!更新されたらすぐ見ます!!!!笑 (2016年9月26日 23時) (携帯から) (レス) id: 00d4c99ef1 (このIDを非表示/違反報告)
アップルミント - 赤司くん、イケメンです!! キセキの皆も、優し過ぎる!! 面白かったです! 更新、頑張ってください!応援してます。O(≧∇≦)O (2016年8月14日 9時) (レス) id: b3db92abd7 (このIDを非表示/違反報告)
東京レイヴンズ*^∀^* - 面白いかったです!! 続き頑張って下さいθω<☆ (2015年12月7日 19時) (レス) id: d83138c3cf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Nami | 作成日時:2013年12月11日 20時