58 助けは ※ ページ11
A「っやだ…!いや!放して、宮野くん!」
宮野「大人しくしろって。暴れんな」
泣きながら必死に抵抗を続ける。
でも、敵わない。
ユニフォームも脱がされ、上半身をさらけ出している状態だった。
しびれを切らしたように呆れた顔をした。
そして、ズボンの中に手を忍ばせ、足の付け根の部分に触れた。
A「っ…いや!…放して…!放して!」
宮野「チッ…やっぱあんま濡れてねーな」
不満げな声を漏らし、下着の上から指を動かし始めた。
こんなところ…誰にも触られたことは無い――。
羞恥に駆られ、足に力を込めて手を拒んだ。
宮野「脚、開けよ。指が入んねーだろ」
A「いやっ…絶対やだ!////」
怒りと悲しみでめちゃくちゃになりながらも、
必死に声を張り上げる。
きっと、誰かが来てくれる―――そう信じて。
宮野「…ンだよ、いっつもオレを拒みやがって」
怒りに満ちた表情で、荒々しくキスをする。
息継ぎもできないくらい隙間がない、力強いキスだった。
A「んんっ…ふ…ぁ…っ///」
口内を動き回る舌が、征くんと重なる。
征くん―――――。
大好きな人のことを思い出し、涙がこぼれる。
すると、唇が離れ、宮野くんが声を張り上げた。
宮野「っ…どうしてお前はいつもオレを見ない!
なんで…オレを見てくれないんだよ…」
…さっきとは打って変わったような、悲しげな表情がそこにはあった。
泣きそうな、頼りない子供みたいに―――。
一瞬、時が止まったようにも思えた。
宮野「…なあ、なんでだよ」
切ない、悲しげな眼―――。
思わず見入ってしまうほど、透き通った眼だった。
バタンッ――!
…荒くドアが開いた。
走り込んで中に入ってきたのは、…征くんだった。
赤司「A…っ!」
A「征…くん…?」
宮野「…チッ」
宮野くんが静かに舌打ちをした。
征くんと目が合うと、…今までに見たコトもないような怒ったカオをした。
走り寄って、宮野くんを殴った。
バキッと音がして、宮野くんが床に倒れ込む。
赤司「…どういう事か説明しろ。
…Aに何をした」
咳き込みながら床に座る宮野くんに、ゆっくりと歩み寄る。
手の甲で血を拭いながら答えた。
宮野「見りゃわかんだろ。ヤろうとしてたんだよ、Aと」
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りん - 赤司くんかっこいい(\\\∀\\\) ゆっくりでいいので頑張ってください♪楽しみにしています\(´∀`*)/ (2018年6月11日 19時) (レス) id: f9b767ebf1 (このIDを非表示/違反報告)
キチガイ - これからも更新してくれますか? (2017年10月21日 14時) (レス) id: 3fedb0a791 (このIDを非表示/違反報告)
こころん(プロフ) - すごいおもしろくって、赤司くんかっこいいです!!更新頑張ってください!!更新されたらすぐ見ます!!!!笑 (2016年9月26日 23時) (携帯から) (レス) id: 00d4c99ef1 (このIDを非表示/違反報告)
アップルミント - 赤司くん、イケメンです!! キセキの皆も、優し過ぎる!! 面白かったです! 更新、頑張ってください!応援してます。O(≧∇≦)O (2016年8月14日 9時) (レス) id: b3db92abd7 (このIDを非表示/違反報告)
東京レイヴンズ*^∀^* - 面白いかったです!! 続き頑張って下さいθω<☆ (2015年12月7日 19時) (レス) id: d83138c3cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nami | 作成日時:2013年12月11日 20時