34 やっと ページ37
リヴァイだって、何も分かってない…!
A「リヴァイだって私の気持ち知らないでしょ?!」
リヴァイ「あぁ知らねぇよ!!」
A「じゃあリヴァイだって私のコト見てないじゃん!!」
…いやだ、涙がでてくる。
気持ちが、溢れてくる―――――。
A「っ…私はリヴァイが好きだったよ!!初めて会った時からずっと!!」
リヴァイ「……は?」
A「何で気づかないのよ!リヴァイのバカ!!」
私はリヴァイの胸を拳で何度も叩いた。
A「バカ…!リヴァイのバカッ!!っ……バカ…!
…リヴァイが誰を好きでも!傍にいなくても!私はずっとリヴァイが好きだったよ!!
なのに………何で『俺を見ようともしないで』なんて言うのよ!!
ッ……バカ…………」
私はリヴァイの胸に顔をうずめた。
何度か小さな嗚咽を繰り返した。
潔癖症のリヴァイにとって、コレは本当に嫌だろう。
なのに――――リヴァイはそっと私を包み込んだ。
決して痛くないように、弱く、優しく―――――。
リヴァイ「…泣くんじゃねぇ。泣きたいのはこっちだ」
私はリヴァイの顔を見ようとして頭をあげようとしたけど、リヴァイが手で抑えた。
そのままで聞け、と言って。
リヴァイ「……早く言えよ。そんなの…俺もずっと………」
ギュッと腕に力が入った。
リヴァイ「俺だって……お前が好きだった。…12歳、初めて会った時から、ずっとだ」
思わず目を見開いた。
嘘―――リヴァイが………私を……?
リヴァイ「……怒鳴って悪かったな」
フルフルと首を振った。
嬉しさと恥ずかしさがこみ上げてくる。
リヴァイ「…………A」
リヴァイの腕が緩んで、顔を上げた。
目の前には、今まで見たこともないような優しい顔をした、リヴァイがいた。
リヴァイがそっと両頬を固定した。
そして、静かに唇が重なった―――――――――。
この時、私は初めて感じた。
リヴァイと、両想いになれたんだ、と――――。
―――リヴァイは1度唇を離して、また重ねた。
‘ソレ’を数えきれないくらい、何度も繰り返した。
――――――最後に、リヴァイは真剣に言った。
リヴァイ「A………好きだ、誰よりも。
―――――愛している」
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
87人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Nami(プロフ) - りりさん» 応援ありがとうございます☆これからもよろしくですっ☆ (2013年8月6日 16時) (レス) id: c2668f6a09 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠緑(プロフ) - へ、兵長の子供ーー!ああああ見てみたい萌える! (2013年7月31日 4時) (レス) id: 3da149191f (このIDを非表示/違反報告)
Nami(プロフ) - 捺@エレリクラスタさん» うたプリの方も読んでくれてるんですかっ?!めっちゃ嬉しいですっ><ありがとうございます☆ (2013年7月24日 20時) (レス) id: c2668f6a09 (このIDを非表示/違反報告)
捺@エレリクラスタ(プロフ) - 面白かったです!!リヴァイ大好きなので…(笑) うたプリの方もとっても面白いです!! (2013年7月23日 23時) (レス) id: 1ecfe51a42 (このIDを非表示/違反報告)
遊騎(プロフ) - Namiさん» ありがとうございますっ!こっちこそよろしくお願いします♪ (2013年7月15日 8時) (レス) id: 2a1bea50c7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Nami | 作成日時:2013年6月8日 13時