太芥『ヒール』 ページ8
◆
私の記憶する中では芥川君は女の子より可愛くて可愛い。
【ヒール】
やはり会いたい衝動を押さえきれず、探偵社には無断欠席。そして無断欠席した私が向かうのはただ１つ。
＿＿＿ポートマフィア。
嘗で私もその一人だったが、抜け出したので今に至る。だがなんで芥川君を連れていかなかったんだと時々自分を恨む。
「芥川君は執務室かな？」
段々と足取りが軽くなって、仕舞いには鼻唄を歌って芥川君の執務室へ向かう。堂々たる態度故に、下っぱ構成員は私へ不信感を抱くことなどなかった。
「やァ芥川君！」
変わっていないなァと執務室の扉を盛大に開けた。即座に羅生門が飛んできたけどお構い無しに歩いてく。
「芥川君あのね、君にプレゼントを持ってきたんだ」
「樋口と銀は不在であるが」
「”君に”プレゼントだ」
やはり馬鹿なのは治っていなかったが、今そんなことはどうでもいい。私は片手に持っていた紙袋を差し出した。
「芥川君。今から私のすることに一切口出しをしてはいけないよ。口出ししたら2回折檻して5日間外套没収」
とんでもない悪魔のような契約に、どうでもよさそうに「はい」と答えた芥川君。さて、ここからが本題だ。
「芥川君、今履いている靴を脱ぎたまえ」
あの頃と同じようにして言えばすんなりと靴を脱ぎ、ピリピリとはりつめた空気が襲う。
「さァ、これを履いてくれないかな？」
ヒールを片手に言ってみた。
「…わかりました」
「絶対嫌だ。まじで嫌だ」というオーラを纏った芥川君を無理矢理机に座らせてヒールを履かせる。
やはり黒い子には黒だなぁと黒いヒールを持って来てみたのだが、これ私が履かせてるよね？
物凄い高潮感が私を襲った。どうしよう、芥川君の足だ。足を触ってる。
「何をしている」
「口出しするなと言っただろう？」
足の甲に口づけをひたすらしていると頭上からそんな声が聞こえる。
嗚呼、このまま芥川君の全身に口づけをして赤い華を咲かせたい。そんな思考に至った私は、今度会ったら芥川君を家に連れこむ予定。
♀♂♀♂♀♂♀♂
文章が可笑しいのはいつもの事ですが今回は酷いと思います。(寝惚けながらやってました)
リクエストありがとうございます。
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エリカ - リクエストいいですか？ドス芥お願いします！できればドストさんがヤンデレな感じのを… (2017年6月10日 18時) (
レス) id: e5d2f5896d (このIDを非表示/違反報告)
福地さん(プロフ) - ああああああ！同志がいたっ！なんという幸せ！太芥いいですよね！！！文ストの中で一番好きなcpです！やつがれちゃんの儚い感じがすごい好き！！幸せになって欲しいっ！そして、表ではやつがれちゃんに厳しくしてるけど裏ではやつがれちゃんの事褒めてる太宰さん…好き (2017年4月5日 22時) (レス) id: 4a35111a88 (このIDを非表示/違反報告)
なかゞわとまと - 桐宮さん» 二重人格好きです。続編にいったので是非…(＾＾) (2017年2月21日 22時) (レス) id: 59e0ee862d (このIDを非表示/違反報告)
桐宮 - 俺も異常だね。本当に好き。がれちゃん二重人格いい。 (2017年2月21日 22時) (レス) id: a7d473c89c (このIDを非表示/違反報告)
なかゞわとまと - kiiroitoriさん» 同類ですね。わたくしも馬鹿みたいに騒いでドタバタしてますよ(超迷惑) (2017年2月21日 21時) (レス) id: 59e0ee862d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なかゞわとまと | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/TOMOTO/
作成日時：2017年1月15日 23時
