占い師たちのお遊び ページ3
.
「……そんなの当たり前じゃないですか。
もし、美琴さんが女子のままだったら__」
__セクハラになりますよ。
一星は眉を顰め、あくまで自分は冷静であることを主張する。しかし、彼の頬は薄く赤に染まっているため、あまりその言葉に効力はないようだが。
「ふふ、そうだね」
「野坂さん、笑わないで下さい」
「ごめんごめん」
内心の、年頃相応の感情がバレバレだということに気づき、分が悪くなった一星は「…話、続けて下さい」と小さく呟いて話の続きを促す。
「とりあえず、今の西川さんは元の性別を知らないみたいだし、
彼女が元に戻るまでの間、皆には彼女を男として接していてほしい」
__まあ実際、今の西川さんは男に変わりないのだし、特に障害はないよね?
「……いや、ありありだろ」
「今回ばかり『は』俺も灰崎くんに賛成です」
「おい一星。『は』ってなんだよ『は』って」
「そのままの意味だけど、なに?」
「ほら、二人はまた喧嘩しないでよ〜……」
「野坂さん……もしかして楽しんでます?」
「今回ばかりは悩んでいても仕方ないしね。それだったらどうすればこの状況を楽しめるか、って方向に転換したんだよ」
「はあ、」
ーーーーーー
どうも!
突然ですが、『わたしが選ばれた理由、それは』の3部作 作成を祝って、今回からこちらの番外編も更新していこうと思います。
「本編が停滞してるのに何やってるんだコイツは?」と疑問に思う方、たくさんいらっしゃると思います。私も思いました。()
でもやはり、書きたい欲求には勝てませんでした。()
ということで、
これからはこちらの番外編も応援していただけたらな、と思います。(図々しい)
今回の番外編は結論から言いますと、次の日には夢主ちゃんは元に戻ってます。
その上で、1日を通して性転換した夢主ちゃんが色んなキャラと男子トークを繰り広げていく、というのが大まかなストーリーです。
私が中学生のときはくだらない下.ネ.タで同級生の男子と笑ってたな、とかすごくどうでもいい自分の懐かしい思い出から始まった番外編企画ですが()
これからよろしくお願いします!!
.
571人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ロボッピ(プロフ) - 続きがすごく気になります。更新頑張ってください (6月30日 18時) (レス) id: 932627b274 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2020年10月4日 3時