*7話* ページ8
***
「まさかお前がそんなことを言い出すなんて…思ってもなかった」
「本当にすみませんでした!」
さっきから謝ってばかりのこいつ、
…本当に面白いな
「いや、いい。大丈夫だ」
「…すまねぇな。お前のことを多少見くびっていた」
…これは本当だ、まぁ考えは変わったがな
「えっ、もしかしてまだ…」
…たしか、こいつの名前は、
「ははっ!違ぇよ。…A、だったな?」
「はっはい!」
…今更敬語か
「今更敬語なんて意味ねぇよ」
「あはは…」
「だから敬語もいらないし、さん付けもいらねぇ」
「え、いいんですか?」
…Aは、まだなれるまで時間がかかりそうだな
「…敬語」
「あっ、えっと…ありがとう。…これからもよろしく、レオナ」
俺は『これからも』と言われたことが嬉しかった
ああ、これからも仲良くしてくれるんだな、と
「ふっ、ああ。よろしくな、A」
「!」
びっくりしたような顔でも愛おしいと思う自分は、
おかしいのだろうか…
…この気持ちはわかっている
小さな白い花が散りゆく木の下…
俺はAに『恋』をした
***
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sizuku(プロフ) - 黒猫さん» コメントありがとうございます!!私も好きです!♡ (2022年10月6日 17時) (レス) id: e0ce1464e4 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - うp主さん好きです☆(唐突な告白) (2022年10月6日 0時) (レス) @page31 id: 7877cc6234 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sizuku x他1人 | 作成日時:2022年9月2日 17時