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*23話* ページ24

***

「レオナ。部屋、散らかしすぎよ」

「ラギーがやるからほっとけ」

まさかの事実

「いつもラギーくんにやらせているの!?」

「は?そうだが…」

「信じられない!!」

思ったより大きな声が出た

「ああ、ラギーくんにどんなお礼を渡せば…!」

「は?お礼?」

「そうよ!お夕飯の時もそうだし、いつもレオナのお世話をさせているなんて…!!」

「そんなんいいだろ」

「良くない!」

「…ドーナツ」

レオナが何か言ったのが聞こえた

「え?」

「ラギーの好きな食べ物はドーナツだ」

「…あ、もしかして」

「ああ、作ればいいんじゃないか?ラギーに」

「ふふ、そうね、そうしましょう」
「…ふぅ」

椅子に座ったら、湿った髪が垂れてきた

「…髪、乾かすか?」

「ええ」

「…こっち、座れ」

レオナが指をさした場所はレオナのベッドの上だった

「…お邪魔します」

「ははっ、なんだそれ」

今、絶対に顔が赤くなっているだろう

ブオォォ…

レオナの指が、私の髪に触れる

時々私の首に当たるのだが、
心臓の鼓動が伝わってないか心配になってくるほど、緊張している

「熱くないか?」

「…大丈夫よ」

時折、そんな事を聞いてくる

その優しさがまたいいのだ

***

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sizuku(プロフ) - 黒猫さん» コメントありがとうございます!!私も好きです!♡ (2022年10月6日 17時) (レス) id: e0ce1464e4 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - うp主さん好きです☆(唐突な告白) (2022年10月6日 0時) (レス) @page31 id: 7877cc6234 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sizuku x他1人 | 作成日時:2022年9月2日 17時

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