額に傷を持つ2人～アズカバンの囚人<起>～《ハリーポッター》 (ページ45)

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?｢通してくれ！僕は監督生だ｣

パーシーの声が聞こえて私達はサッと道を開けた､ロンはとっても嫌そうな顔をしてたけど

肖像画に近い方から小さな悲鳴みたいなのが聞こえてきた時パーシーが突然大きな声を出した

パー｢誰かダンブルドア校長先生を呼んできて！｣

ロ｢何が起こったんだ？｣

そうロンが呟いた瞬間ダンブルドア先生は肖像画の前に立っていた

ハーマイオニーは爪先立ちをして見えたのか口を押さえて言った

ハー｢あぁなんてこと＿＿＿｣

ハ｢何が見えたの？｣

ハー｢肖像画がめった切りにされてるの｣

ロ｢何だって！？｣

先生達は消えた婦人を探している時､私たちの上で嬉しそうに漂っていたピーブスを見つけた

『ピーブスなんだか嬉しそうね』

ピー｢勿論さ､騒ぎ事は大好きだからね｣

めった切りになった肖像画を4人で眺めているとピーブスは続けた

ピー｢見つかったらお慰み!彼女は酷くズタズタになっていた､5階の風景画に走っていくのが見えたんだ酷く泣き叫びながらね､あぁお可哀想に｣

白々しくピーブスは言った

ロ｢ほんとあいつどうかしてる｣

『言えてる』

私は見え透いた笑顔をしてピーブスに尋ねた､どうやらダンブルドア先生は聞き耳を立てている

『婦人は誰かと話していたの?』

ハー｢A､ピーブスに聞くなんて無駄よ｡イタズラしかしないんだから｣

ハーマイオニーの言葉に4人で笑っているとピーブスはニヤニヤしながら言った

ピー｢そうだなー､かの有名な生き残った子供達がいるんだ教えてやってもいいぞ｣

ハ｢教える気なんてないんでしょ？｣

ピー｢どうかな？｣

見下した声を出すピーブスに肩を竦めて聞いた

『教えてよ』

ピーブスは少し頭を抱えるような仕草をした後､またニヤニヤしながら周りにいるみんなに聞こえるように言った

ピー｢さぁさぁ!かの有名なスリザリンの末裔様のご質問に答えようじゃないか！｣

ピーブスは空中で大声で言い､その場にいたみんなはピーブスを見上げたそれは勿論､先生達もダンブルドア先生も

ピー｢婦人は確かに誰かと話してた｡でもそいつは婦人が中々入れてくれないんでね酷く怒ってたねぇ｣

ピーブスは私達に近づき私とハリーを指さした

ピー｢あいつは癇癪持ちだね＿＿＿＿＿＿＿＿＿あいつは君達2人がグリフィンドール生だと知ってるみたいだ｣

周りは小さな悲鳴になる

ピー｢''シリウス・ブラック''は君達2人を狙ってる｣

ピーブスは高笑いして消えた