額に傷を持つ2人～アズカバンの囚人<起>～《ハリーポッター》 (ページ18)

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そんな中アーサーさんは熱くなって言った

アー｢惨めな思いをさせたい訳じゃないんだ､ただあの子達は禁じられた森に2回も行ってる!今学期は絶対に行っちゃならんのだ

＿＿＿＿＿＿ハリー達が家を抜けだしてからあの子達の身に何かが起こってる！ナイトバスが拾わなかったら確実と言っていい＿＿＿＿＿＿あの子達は死んでいたよ｣

私はそんな声が聞こえて身震いした…そして私はハリーにもっと近づいた､恐怖を感じると人肌が恋しくなるそれと同じ原理だよ

ハリーは真剣に隙間からアーサーさん達を見ていた

モリ｢あの子達は無事だわ！わざわざ伝えなくても｣

アー｢モリー､シリウス・ブラックは狂人だしかし脱獄という賢明さも持ち合わせている｡日刊預言者新聞が何を言おうと捕まえられる見込みは薄い！

＿＿＿＿＿＿＿＿＿それにブラックの狙いは｣

モリ｢ホグワーツにいれば安全だわ！｣

ドスンとテーブルを叩く音が聞こえた｡きっとアーサーさんが叩いたのだろう

アー｢アズカバンを出れたならホグワーツに入れる!それにアズカバンの看守は言ったんだ…ブラックは寝言で''アイツはホグワーツにいる''と何度も！

＿＿＿＿＿＿ブラックの狙いはハリーとA何だよ！｣

話の流れ的に薄々勘づいてはいたけど言われてみれば恐怖しかない

ハリーはこれ以上聞かない方がいいと思ったのかすぐ近くに落ちていたスキャバーズの栄養ドリンクをもって私の手をひいて静かに離れた

ハ｢A…僕達は一緒だよ｡ブラックが来たら守り合おう｣

『もちろんよ！』

ロンの部屋に着くと物を全部ひっくり返す大騒ぎになっていた

フレ｢僕達が持ってるんだ｣

フレは小さな声でジョージと一緒にいたずらっぽく笑って言って私とハリーもさっきのことを忘れたようにして笑った

＿＿＿＿＿＿＿＿＿
私たちは部屋に戻ってベッドに横になった

ハ｢シリウス・ブラックは僕らを狙ってるんだ､これで謎が解けたねA｣

『ホントね｡ファッジが寛大だったのは私達が無事だったから』

ハ｢ダイアゴン横丁に居させたのは僕らを見守る魔法使いが沢山いるから｣

『明日の車はウィーズリー家に私達の安全を確保させるため…』

隣部屋からの凄い怒鳴り声に恐ろしいと思わない自分を不思議に思った

ハ｢ねぇA｡きっとアーサーさん達は僕らがうなだれると思ったに違いない｣

『残念ながらその逆だけどね』

ホグズミードには行ける見込みはないや