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ハリーから話されたアンブリッチの暖炉を使って不死身の騎士団のアジトに行く話は、容易だ。
ま、ドアの前でひっそりと聞いていたけど···でもまぁ何とかなる話だ。
別に私が居なくても成功しそうなものだが、多分、フレッドとジョージが私とハリーが話せるきっかけとしてやってくれたんだろう。
1人、図書室から談話室へと帰る。勿論、試験にノー勉って訳にはいかないからね。
？｢どうだい？俺達の考えは成功したかい？｣
陽気に···加えて朗らかな口調が聞こえて、廊下の曲がり角から出てきた2人の姿を目にする。
『うん、ありがとう。2人とも』
ジョ｢改まって言われると恥ずかしいな｣
ジョージは恥ずかしそうに髪の毛を触る。それに私はケラケラと笑う。
『────それで、君達2人がホグワーツにいるのは今日までなのかな？』
きっとそうに違いない。だって明日仕掛ける悪戯はきっと大掛かりなものにするはずだ。
あんまり大掛かりだとこのホグワーツから出た方がマシだってなる可能性の方が高い。
フレ｢···Aには何でもお見通しなんだな。うん、まぁ、俺達がこのホグワーツにいるのも今日までだな｣
何時にもなく悲しそうな声で、ヘヘッと2人は笑った。それが何となく私の心をギュッとする。
『そっか────まだ一緒にいたかったんだけどなぁ』
ボソッと言うとジョージとフレッドはいきなり私をギュッと抱きしめる。
ジョ｢俺達もだぜ、A────俺達もホグワーツにまだ居たい。だけど、俺らはケジメをつけなきゃならない｣
フレ｢きっとおふくろは怒るかもしれないけどさ、明日の悪戯を失敗する訳にはいかない。絶対に成功させてホグワーツを出る。だからさA···｣
その後に出てくる言葉は言わなくとも容易に分かった。そうだね────2人がそう思っているのなら···
『勿論だよ、ジョージ、フレッド』
────────
悪戯当日────
早々と目が覚める。まるで懲戒尋問の時のような緊張感が肌に感じさせる。
アンブリッチの部屋に入り込み、シリウスと話したいというハリーの願いは本当に何も無く叶うのだろうか？
トム｢起きたなら、魔法薬の準備をしたらどうかな？｣
トムは高尚なそして綺麗な声でそんなことを言う。
『そう気を落とすような事を言わないでよ、トム』
そうだ、今日はスネイプの記憶を見て初めて、スネイプの授業を受ける。
これがどんなに嫌かトムには知る余地も無いはずだ。
『あーあ、嫌だなぁ』
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おにぎり食べたい(プロフ) - ベルモットさん» ありがとうございます！これからも楽しみにしてください！色々と考えているんです！ (2020年11月15日 19時) (
レス) id: 7bee581076 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり食べたい(プロフ) - ここさん» ありがとうございます！頑張りますね！！！！！ (2020年11月15日 19時) (レス) id: 7bee581076 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 賢者の石シリーズから読みました。夢主とハリーの関係性が好みでした。続き楽しみに待っています。 (2020年11月10日 15時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2020年11月8日 21時) (レス) id: 6a053de6f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにぎり食べたい | 作成日時：2020年10月19日 22時
