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ハリー side
ハ｢そうだったとしても、僕はAと仲直りする気なんて無いね｣
ハー｢ハリー···｣
そうハーマイオニーが横で言うのが聞こえると、アーニー・マクミランが自信たっぷりに近づいてはこう言った。
アー｢ハリー、話を聞いたんだけど。ダンブルドアが例えいなくたって、長くは遠ざけておけないよね？太った修道士が話してくれたんだけど────｣
アーニーが密談をするように声を落とすものだから、僕、ロン、ハーマイオニーは、アーニーのほうに顔を近づけて聞き耳を立てる。
アー｢アンブリッジが昨日の夜、城内や校庭でダンブルドアを探したあと、校長室に戻ろうとしたらしいんだ。ガーゴイルのところを通れなかったってさ｣
｢どうやら、あいつは相当な癇癪を起こしたらしい｣とアーニーは、ニヤリと笑いながら言った。
ハー｢ああ、あのひと、きっと校長室に座る自分の姿を見てみたくて仕様がなかったんだわ。あの忌々しい────｣
そう階段を上がりながら言うと、上の方から嫌味ったらしい声が聞こえる。
？｢おーや、君、本気で最後まで言うつもりかい？グレンジャー？｣
ドラコ・マルフォイが、クラッブとゴイルを従え、階段の上からひょこりと現れる。
マル｢気の毒だが、グリフィンドールとハッフルパフから少し減点しないといけないねえ｣
アー｢監督生同士は減点できないぞ、マルフォイ｣
マル｢監督生なら、お互いに減点できないのは知ってるよ。しかし、尋問官親衛隊なら────｣
｢今、なんて言ったの？｣とハーマイオニーはオウムのように聞き返す。
「尋問官親衛隊だよ、グレンジャー」と言ったマルフォイは、胸の監督生バッジのすぐ下に留められた、"Ｉ"の字形の小さな銀バッジを指差す。
マル｢とにかく、尋問官親衛隊は、減点する力を持っているんだ。そこで、グレンジャー、新しい校長に対する無礼な態度で五点減点。
マクミラン、僕に逆らったから五点。
ポッター、おまえは気に喰わないから五点。
ウィーズリー、シャツがはみ出しているから、もう五点減点。ああ、そうだ、忘れていた。おまえは穢れた血だ、グレンジャー。だから十点減点｣
ロンが杖を抜き、ハーマイオニーが押し戻し、「駄目よ」と囁く。
マル｢賢明だな、グレンジャー｣
そうせせら笑いながらマルフォイが僕らに背を向けた時、またあいつは何かを思い出したように振り返った。
マル｢
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おにぎり食べたい(プロフ) - ベルモットさん» ありがとうございます！これからも楽しみにしてください！色々と考えているんです！ (2020年11月15日 19時) (
レス) id: 7bee581076 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり食べたい(プロフ) - ここさん» ありがとうございます！頑張りますね！！！！！ (2020年11月15日 19時) (レス) id: 7bee581076 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 賢者の石シリーズから読みました。夢主とハリーの関係性が好みでした。続き楽しみに待っています。 (2020年11月10日 15時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2020年11月8日 21時) (レス) id: 6a053de6f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにぎり食べたい | 作成日時：2020年10月19日 22時
