｢文スト｣皆に依存される一般人

1話目 ページ2

貴女side



中島｢Aｯ……Aｯ…｣


『…なーに中島君』


中島｢嫌だよ…いつもみたいに敦って呼んでよｯ
もう嫌だ…なんでｯなんで僕はいつもいつもｯ…｣

『そんなに怖い夢だったの？一体何を見たってゆーのさ』


中島｢孤児院の皆がｯ僕を…僕をｯｯ！！｣


またかーいやー君何歳よ汗
18歳でしょー？汗まぁ…仕方ないのかな


『ねぇ、敦』

中島｢何ｯ……？｣


『あたしが言うのもウザイかもしれないけれど
敦はあたしを守ってくれるんじゃないの？
敦はあたしを隣に居させたくないの？
あたしが……貴方のもとから離れても…いいの？』


中島｢A……僕の隣から…いなくなる？｣


ん？てめぇ何言ってんだって？敦はみんなのだって？うんうん言いたい事は分かるよ
でもねあたしも今後悔してるの…



『(言う事ミスったわー)』←


中島｢許さない……僕のもとから居なくなるなんて絶対に許さないっっっっ！！！！！お前は僕のものだ！！！誰にもやらない！！！！！｣


『ちょｯ…やめろよ照れる』←

つか逆ギレしないでよマジ怖い
ごめんよミスったよ言い方が違ったね
だからそんな怒んないでよ小便ちびるわ←


あっ……やばいあたしメンタル弱いから


『うぅｯ……ごめんあたしが自分勝手で自意識過剰な事……ﾋｸﾞｯ…ぐすっ…言ったのにｯ…あたしすぐ泣いちゃうｯ……』


おかしいよ完全に立場が


中島｢ごっごめんっ！そんなつもりじゃ
僕はただ……Aを離したくないだけだったのに…ごめん…キモいよね｣

いいえ貴方は悪くないんです←


『ごめん…でもねお願いだから自分を責めないでね』



ギュッ



中島｢……うん｣ﾆﾔｯ


ｿﾞﾜｧｯ


『(あれ…なんだろ急に寒気が…気のせいか)』


中島｢(僕がこんな夢でなかないよA
孤児院なんかどーでもいいよ君が僕から離れられないように弱い自分を演じる…まぁそんな事しなくてもいいと思うけどさぁー泣いてる君がたまらなく愛おしいんだよごめんね？)｣


『とりあえず武装探偵社行こうか』


中島｢うんっ！｣

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