【イナアレ】 オリオンの女神 2 【オリオンの刻印】

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帰り道


私と氷浦くん、明日人くんは


風丸くんたちに、富士丸くんの話をした。





風「無敵ヶ原富士丸…？」

剛「なんかすげぇ名前だな」





うん…





吹「日本代表が、5人がかりでも止められないなんて…」

風「しかも、そいつはAに惚れてると」

『あ、あはは…』





…らしいね。



私、惚れられる事何もしてないんだけどなぁ…。





氷「…明日人、A、俺、アイツの事がずっと気になってたんだ」

『…私も』

明「じゃあ、俺たちで探してみるか！
リベンジしてみたいし」





リベンジ、ねぇ。



あの時、私は何もしなかったけど


富士丸くん、強かったからなぁ…。





風「待て、そいつは敵のチームの回し者である可能性もある」





あー…


風丸くんの言う事、一理あるね。





氷「だけど、興味があるんです。
あんなに凄いプレイをする奴が、俺たち代表以外でいるなんて」

『…そうだね』

剛「俺も、そいつに会ってみたいぜ！」

吹「君たちが探すって言うなら、僕も付き合うよ」

風「…はぁ、わかった。じゃあ俺も行く。
少し興味が湧いてきたしな」





皆の同意もあって


私たちは、富士丸くんを探す事にした。

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