「フェアリーテイル」少女はある日から心の底から笑えなくなりました

笑えない日々その２７ ページ31

ルーシィは、ブーツをはいていたから…

まだ余裕な笑みを見せる

でも、次同じ目にあったら…ただじゃ済まないだろう

フレアはまた、髪の毛を地面に練り込む

今度はどこに…？

ル「…？」

フ「…ﾆﾔｯ」

ル「…！ぁ…ぅ…ぁちゃ…っ！」

貴「…！？」

今…確かに…

ス「…なんだ？＿あすか？＿」

貴「…やっぱり、あすかちゃんって言ったよね！？」

ス「えぇ！？いや、言ったと思う…？」

貴「…っ」

ス「え？ちょっ、おい！どこ行くんだよ！」

なんで走ってるのかな？

私、あいつの事…嫌いなのに

あの女なんて…大っ嫌いなのに

きっと、あすかちゃんのためだよ

あすかちゃんには、なんの恨みも私はないし

フェアリーテイルの応援場所は…ここ！

ﾏｶﾛﾌ「なっ、Aじゃないか！？」

リ「A…！？なんで」

貴「どいて…！」

ア「ん〜？あ〜！Aちゃん！」

貴「ちょっとごめんね？」

ア「うん？」

あった、赤色の髪の毛！

片手に剣を取り出して切り裂く

ナ「ﾊｧ…っ！ﾊｧ…っ！

タイミング悪く、ナツが駆け付けた

ナ「え…？なんで…？」

貴「…あの女に…言ってやらなくていい訳？」

ナ「あ、そっか！サンキューな！ルーシィ！いけー！」

ビ「あ、あの…ありがとう。アスカを助けてくれて…」

貴「…アスカちゃんは、私に何もしていないから」

ビ「…っ」

貴「それじゃ「待ってくれ！」

ナ「なぁ、ごめん…

許して貰えないかもだけど、

俺…許してくれるまで、謝る」

貴「…うざい」

なんなの？許して貰えないし、嫌われてるんだから…

ほっといてよ

貴「さよなら」

ナ「待てよ！」

今度は無視して歩く

途中の廊下から、試合を見る

あれは…ウラノメトリア？

…もう、出来るようになったのか

ル「ウラノメトリア…！」


……ｼｰﾝ


貴「…え？」

「不発かよ？」

「だっせー」

「面白くねぇのー」

不発？…違う

魔力が急に消えた

この感じは…無効化魔法？

また…レイヴンテイルの仕業…

ﾊﾞｷｯ

何故か腹が立って、壁を叩く

手から赤い液体が流れる

これは、何に対しての怒りなのか

もはや、それすらも分からなくなった

ナツは、泣いてるルーシィに手を差し伸べている

私だって…あの時






あの時、そうやって欲しかった…っ




今はもう…終わった事だから

あいつらとは、縁を切ったのに









もう、訳が分からないや＿＿＿＿＿＿

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