【銀魂】メイド拾いました

第四十五話 ページ46

銀時「けど、一つ言わせてくれ」


Aは黙って頷いた


銀時「お前が分からないって言ってた、俺がイラついてた意味を教えてやるよ」


『はい、教えてください』


銀時「男はな、好きな人を取られると嫉妬しちまうんだよ。しかもそれに、首筋に痕を付けられて帰ってくるなんてもう限界ってワケ」


『ハイ………』


銀時「その首に付いてる痕のことをなんて言うか知ってるか？」


『？？分からないです』


銀時「キスマだよ、キスマーク！誰にも取られないように痕を付けておくんだよ」


『それは知りませんでした。じゃあ、この首にある痕は………！！』


すると銀時様は飛び上がり、


銀時「チッ。高杉のヤロー、俺のモノに手ェ出しやがって、次会ったらぶっ殺す」


と、殺害予告をした


『落ち着いてください！殺すのはダメです！』


銀時「ってな訳だ。その痕ってのはなかなか消えねェんだよ………だから上書きしていいか？」


『え？ちょっと待ってくだs「拒否権はナシな？」』


私の髪をどかして、首に顔をうずくめる


『んッ！いっ、痛いです……』


銀時「よぉーし、上出来だぜ」


首にはくっきりとキスマが付いていた


銀時「この続きはまたのお預けな？(小声)」


耳元でそう囁かれ、ペロッと耳を舐められた


『ひゃっ！！』


思わず出てしまった声。手で口を覆うが時すでに遅し。障子が破壊され、そこから神楽様が出てきた


神楽「A！どこ行ってたアルか！？心配したんだヨ！！」


『す、すみません神楽様。心配をかけさせてしまって………メイド失格です』


神楽「そんなことないヨ！帰って来てくれただけで私は嬉しいアル！おかえりネ！」


『ッただいまです！』


銀時「ちょっとー、俺を放置しないでくれる？」


神楽「銀ちゃんは、もうたくさん出番があったから用済みアル」


銀時「なんでだよ！俺はまだまだ出るからな？」


『私は銀時様の活躍を期待していますよ』


銀時「やっぱAは優しいな」


神楽「じゃあ今日は、Aと一緒に寝るネ！」


銀時「はァ？俺もAと一緒に寝るし」


『では三人で寝ましょうよ』


銀時様・私・神楽様で川の字になって寝たのだった

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ラッキー☆キャラ

坂田銀時

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