家政婦から嫁になりました【灰谷蘭】

幹部会 ページ27

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あの盗聴器事件の後、
蘭さんと二泊三日の温泉旅行に行って…
たくさんお買い物もして。

私的にはすごく満足だったから
結局、一週間しないうちにお家に帰ったの。
蘭さんは少し渋ってたけど。笑


そして帰宅後の話。
マイキーからは泣きながら長時間の膝枕を強要され、
竜胆さんには「あの音声毎日聴いてる」と言われ、
春千夜からは「あの土下座写真は今すぐ消せ」と。

…反省してる？笑

やっぱきっちり一週間外にいてもよかったかも
なんて思ったりもした。

まぁ、あれ以降は相変わらずな感じで
いつも通りの生活が続いてる。

平和な方だと思う。





そして今日は幹部会！

今回は全員集合してるらしく。
物騒会議が終わった頃に私も呼ばれて参加した。

私はみんなが集まるこの時間が好き。



万「ねー、時間あるし妄想会しよーよー。」


鶴「今から？笑」


九「俺このあと仕事立て込んでんだけど。笑」


竜「したい。Aもいるし。」


蘭「別にしていーよ？こないだもさ…
お前らの妄想話をネタにAと夜盛り上がった。」


『そんなことない！//』


蘭「照れてんの…？ほんとのことじゃん。」


春「……クソが。」


万「蘭ずるい！俺らに感謝するべき！！」


蘭「感謝はしねーけど。笑」


明「お前ら相変わらずそれやってんの？笑」


竜「まだ2回だけ。ほんとは週一ぐらいでやりたい。」


望「…そんなんしてる暇あったら仕事しろ。」



ほぼ世間話…というか、すぐこういう話になる。笑



万「しーっ！！……足音しねぇ？」



マイキーがそう言うと、みんなが黙った。

耳を澄ますと、確かに…
部屋の外からコツコツと足音が聞こえる。

……誰だろう。

私は梵天の幹部以外の人が
アジトにいるのを見たことがない。



明「……する。」


春「………銃向けとく。」


望「…A、一応蘭に隠れとけ。」



モッチーさんにそう言われて
私は蘭さんの陰に隠れるようにした。



蘭「俺ら以外にここ(アジト)入れんのって…
あの人だけじゃん。笑」


竜「……誰。」


九「ぇ……まさか…、」


鶴「……間違いねぇな…。笑」



みんなが入口の方に注目する中、
大広間の扉がガチャリと鳴って開く。



足音の正体は、私が予想もしなかった人。





イ「……ただいま。」





「久しぶり。元気してた？」って
笑顔で言いながらこっちに歩いてくるのは…


イザナくんだった。





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こちらは3ヶ月ぶりの更新。
大変お待たせいたしました(*_ _)

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