おかえり ページ28
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万「…やっぱイザナか。……えーー…なんかやだ。」
『ぇ…っ…、い、いイザナくん…生きてる!!』
イ「第一声それ?笑」
『……だって…、なんで…』
竜「…兄貴、Aに話してねーの?」
蘭「別にわざわざ話す機会なかっただけ。笑」
イザナくんは主に海外で仕事していて
久々に日本に帰ってきたらしい。
仕事の内容は…深掘りしない。きっとしたらダメ。笑
九「A…今更だけどさ、死んだヤツいねーよ?」
『……うそ…』
明「みんな生きてる。結婚式、みんないたろ?笑」
『…うん……待って、場地くんは?
私がここに来た頃マイキーが"いない"って言ってた。』
万「あー…あれね。死んだって意味じゃなくて。
場地もね、海外にいるから"いない"って言っただけ!」
九「紛らわしい。笑」
『…え…、…そうなの!!?』
万「うん、たまに連絡取ってるし。元気だよ♡」
鶴「まぁ…色々あったけど。
何だかんだ生きてるよな、みんな。笑」
いや、何だかんだって。笑
でもみんなが生きてるという衝撃の事実に
私は喜びを隠せず…顔に出ていたようで。
春「……お前、
『ぇー…だって…嬉しいんだもん……、』
驚きと嬉しさと安堵感。色んな感情が渦巻いて
笑ってたはずなのに自然と涙腺が緩んでしまう。
だって…みんながいるんだもん。
『………、……っ……』
蘭「…あー…A泣いちゃう。笑」
蘭さんに肩を抱かれて顔を覗き込まれた瞬間、
私は涙が溢れて止まらなくなる。
モッチーさんがそっとハンカチを差し出してくれて
私はそれを受け取って思いっきり泣いた。
竜「泣いちゃうA可愛い。」
明「泣くのは大袈裟すぎじゃねぇ?笑」
イ「……俺、生きててよかった。」
鶴「ほんとだな。」
九「…お前もな。笑」
蘭「…A…ほら、鼻水出てる。」
万「俺が吸ってあげるー♡」
『…やだ/』
みんなが談笑する中、私は蘭さんに顔を拭かれ。
それでもなお涙も鼻水も止まらない。
イ「つか誰も"おかえり"って言ってくれねー。」
鶴「俺らに久々感とかねぇだろ。笑」
蘭「それな。」
イ「そーだけど。笑」
イザナくんのちょっと拗ねた発言が聞こえてきて
私がそっちを見るとイザナくんと目が合った。
『…っ…、…おかえりなさい…/』
みんなの代わりに私がぼろぼろの顔でそう言うと
イザナくんは笑いながらもう一度
「ただいま」って言ってくれた。
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yuu(プロフ) - !?さん» 裏作品はR18フラグを立てて公開してます。見れないようでしたら、R18作品を読めるよう設定されていない事が原因かもしれません。18歳以上の方でしたら、占ツクの設定ページを見直してみてください◡̈♥︎ (4月27日 14時) (レス) id: f20e03d161 (このIDを非表示/違反報告)
!? - すみません。裏ってどうやって行くんですか (4月27日 13時) (レス) @page23 id: 37f7d05f89 (このIDを非表示/違反報告)
yuu(プロフ) - ひいさん» ひいさん、コメントありがとうございます!!すごく励みになるお言葉、嬉しいです(T_T)♡これからもご愛読いただけるよう頑張ります◡̈⃝♪ (2022年8月24日 0時) (レス) id: f20e03d161 (このIDを非表示/違反報告)
ひい(プロフ) - 一年おめでとうございます!! yuuさんの作品大好きで、いつも沢山のニヤきゅんをありがとうございます(*´ `*)笑 出逢えて本当に良かったです♡*° これからも応援してます!! (2022年8月23日 23時) (レス) @page39 id: e7b32917d3 (このIDを非表示/違反報告)
yuu(プロフ) - ちぃさん» ちぃさん、ありがとうございます♡ずっと読んでくださってて嬉しいです。そして優しいお言葉に救われます(⁎˃ᴗ˂⁎)更新頑張ります⋆* (2022年8月23日 19時) (レス) id: f20e03d161 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yuu | 作成日時:2021年12月4日 14時