【企画用テンプレ】マリスデザイア社社員履歴書で作成

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:414 hit

こちらはマリスデザイア社入社希望者用の履歴書テンプレートとなります。関係者以外の使用はご遠慮ください。

弊社についての情報はこちらから。

(企画参加予定者の皆様へ)
(提出時は()内の文章は全て消してください)

【名前】
クォ・ヴァディス

【性別】
両性

【年齢】
不明(肉体年齢は三十代後半)

【階級】
部長

【所属部署】
総務部

【容姿】
その姿は艶美にして耽美である。そして、彼の真の姿の全貌を人間が観測することは不可能である。とある世界の生命体が描いた彼の神の全体の想像図によれば、彼の神は虹を具現化したような色とりどりの宝石で装飾された豪奢な王冠を被っており、人間の住む大地(つまりは人間の住む世界世界)を背或いは角に乗せた、あらゆる獣が織り交ぜて練り上げられたかのような姿をした巨大な生物体であるとされている。動物や人間、加えてそれ以外の何者かが混ぜ合わされたような姿をしており、身体の所々に神々を含む様々な種族が創った大小様々な王国が存在しているそう。

別の世界の生命体の著作によると、彼は夜明けの空と日暮れの空を溶かして紡いで糸にしたかのような、世にも美しい色の長く美しい毛並みを持つ、八本足の馬か狼、或いは獅子に似た獣の胴体と人間の男女を合わせたかのような人型の上半身の合わさった異形の姿をした神であるとされている。頭に十二本の角を生やしており、それらの内のどれか一本の上に球体或いは大陸の形状をした大地を乗せている。千年周期で別の角へ世界を乗せ変えるのだが、その際に巨大な地震や異常気象などの厄災が起こるのだとか。ある地方の伝承では、彼の神は途方も無い巨躯を持った巨人の男性の姿をしているとも伝えられている。多眼であり、手と足の指はどちらも七本。額から一本頭から十二本の捻れて曲がった角が生えており、金と宝石で出来た草花で編まれた冠を被り獣の皮を腰に巻いているそう。彼の神が何となしに掴んだ泥が手のひらの上で固まり、それに目をつけた他の神々によって今現在我々の居る世界が創られたのだとか。全ての神話の共通点は、名状し難い十二本の異形の角を持つこと、多眼かつ多指、多腕で多足であること、王冠を被っていることである。

普段の彼は、フェイスベールで顔のほとんどを覆い隠しているためその下にある顔がどのようなものかを知る者は少ない。床に引きずってしまうほど長く、豊かな髪は以前まで何も手を加えることなく垂らしていたが、現在はある世話焼きな職員の手によって三つ編みになっていることが多い。本人としては力加減の調整が難しい腕や手の代わりとしているため正直言って迷惑だが、拒否することは無い。別に三つ編みの中に編み込まれている花や、煌びやかな髪飾りや、髪を纏める際に使うヘアゴムのうさぎさんやねこさんの飾りが可愛いから断れないという訳ではないのである。…断じて。

人間の成人男性の上半身に、馬や鳥、魚や蛇といった動物の特徴の混在している、スフィンクスやヒッポカムポス、或いはヒッポグリフやケンタウロスといった伝説や神話に登場する生き物のような下半身が組み合わさっている、奇妙な生き物の姿をした存在である。その巨体を持ち上げることが出来るほどの力を持った翼は大きく、立派である。馬のような胴体を持った下半身には鞍や鐙といった馬具が取り付けられており、十二本の角の生えている頭部には馬につける轡や手綱のようなものを装着しているらしく、背中に同僚達を乗せて移動することもしばしば。下半身の表面を覆っている体毛の触り心地はまさに極上であり、また、モフモフの豊かな鬣や尾には常に誰かしらが潜り込んで眠っている。緻密で繊細な刺繍の施された豪奢なマントを羽織り、凹みひとつ無い煌びやかな鎧を身につけた姿は非常に荘厳華麗であり、神話にうたわれた存在というのはあながち嘘とは言い切れないだろう。

【性格】
静謐の極みのような性格をしていると周囲の人間には語られることが多い。彼の性質は諦観と達観の下、流転して行く運命の環を静かに見詰める、穏和で気紛れな傍観者である。物事に対して基本的には受け身であり、悪いことはしないが自らすすんで何か善いことをするわけでもない。だが、決して人畜無害であるという訳ではなく、他者に対して嬉嬉として危害を加えたり、たとえ仲の良い者であっても"使えない"と判断した場合は平然と毒づくことがある。その上、それらの行為を悪びれる様子もない。しかし基本的には誰にも害を為さず、されど誰にも救いも与えず、あらゆる誘惑に一切靡かず、あらゆるに動じず、座して全てを静かに見守るだけであるため有害とも言い切れない。恋人以外の全ての存在は平等に、均等に愛するが、全てに対してさほど興味を抱いていないだけであるとも言える。理由のない暴力や快感を得るための殺傷を嫌い、無用な争いや対立を好まず中立中庸であることを好む温和な性格とされている…が、これらはあくまでも戦うと己側にも一定の損害が出るためであり、損害が無い、或いは少ない場合は躊躇無く対象を殲滅しにかかかる。怒りの沸点が異常に高く、滅多に怒らない。

【保有資格】
特になし

【遍歴・入社の動機】
本来は宇宙よりも巨大な体躯を誇る恐るべき怪物であり、本人曰く｢あんまり覚えていない｣ものの、周囲の話ではどうやら神話の時代以前から存在している模様。各地の世界で語り継がれている神話では三柱の兄妹神の長男として創造を司り、宇宙或いは世界そのものが神格を得た存在であるとされている。ある世界の神話によると、宇宙が生まれるはるか昔に、渦巻く混沌の中から弟と妹を引き連れて現れ、混沌を殺してその心臓を喰らい、心臓以外の混沌の遺体から自分たち以外の新たな神々を創り出し、心臓を喰らったことによって混沌との間に太陽と月を産み落とした。神話によってはこの時に宇宙も同時に産んだとされている。その後については諸説あり、混沌を復活させて伴侶としたとも、弟神夫婦の生み出した原初の人間と自身が混沌の遺骸から生み出した新たな神々を滅ぼそうとして混沌共々倒されたともされている…が、どんな因果があったのか何故かこの世界で会社の総務部長を務めている。

【口調サンプル】
神とうたわれるに相応しい、堂々とした、威厳のある口調で話す。しかしその声色はどこまでも優雅かつ穏和であり、｢小さいものを愛でる｣という彼の性質が現れているが、無意識下に全てを格下の存在として見下しているとも取れる。

｢我(私)はクォ・ヴァディス。総務部長である。…はて、汝は我の配下の者であったかな？…ふむ、新入り社員とな。よかろう、我が社内を案内しよう。｣

｢小さいものは愛そう。我は小さいものを愛する者だ。…なに、我が汝らを見下していると？……汝には我がそのように見えるか、そうか。…ふむ、実に心外だがそう感じる存在もいるのだろう。｣

｢ふふふ、小さいものは須らく愛しいな。我は小さいものが特に愛しく思う。……だが、何故だろうか、愛しく思えば思うほど、その存在が食べたくて壊したくて堪らなくなってしまうのだ。｣

【好きなもの/嫌いなもの】
小さいもの、可愛らしいもの、美しいもの、素敵なもの、素晴らしいものなど基本的には全てのものを愛しているが、特に愛しく思っているのは自身の家族と、美味しい食べ物と、食べること。/基本的には無いが、食べられないことが何より嫌い。

【特技】
様々なことを記憶すること(あまり昔のことだと微妙)、他者の性質や本質を見抜くこと、誰に何処に何が必要かなどを発見しその情報を管理すること

【その他】
(マリスデザイア社での主な仕事、ちょっとした癖、座右の銘などなど、思いつく限りの追記すべきことを書いてもいいし書かなくてもいい)

【関係】
ディザイア…｢ディー、ディザイア｣
度々お茶会を開いているほど仲が良い。ディザイアと彼はお互いに年数の違いはあれど長い時を生きている存在であり、何より、お互いに自分以外の存在を何かしらの形で愛でているのである。思考のパターンが似ていることもあり、非常に良好な関係を築いている。

【製作者】
ねこうさぎ

ホムペを作る｜感想を書く
 他の作品を探す