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「あ!来た!神父様〜!一松様〜!」
歩いてくる俺たちに声をかけたのは、今から教会で祈りを捧げる子供たちだ。
子供は無邪気で可愛い。だから、俺も一松も子供は好きだ。
「今日、一緒にお祈りする日!女神様と大天使様に、挨拶するんだ!」
「ねえねえ!早くお祈りしようよぉ!」
俺と一松の裾を引っ張る子供たちに、俺は微笑んで「わかった。早く行こう。女神様と大天使様も待ってるしな」と告げると、子供たちは喜び、俺と一松の背中を押した。


教会に着いてしばらく祈った後、俺は子供たちにお菓子を配った。
今日は天気もいいし、しばらくここに居させてあげようかと考えていると、とても強い黒い気配を感じた。
(…これは)
胸騒ぎがする俺は、子供たちを早く家に帰そうと思った。
「君たち、今日は帰りなさい。すまないが、これから用事があるんだ」
優しく微笑みながら告げると、子供たちは「えー!」と言い、ちょっと不機嫌そうな顔をしたが「…わかった」と言ってくれた。
神父が嘘をつくなんてありえない話だが、今はどうしても必要だったんだ。
「ありがとう」
俺はそれだけ言って、子供たちに手を振って見送った。
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作者名:Amanogawa | 作成日時:2016年7月28日 21時

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