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触れてもいいか? - 2024年5月10日
「夜会の最中に」リヴァイside
ーーーーー
調査兵団の資金繰りの為の夜会。
俺は兵士長の立場から、当然行かなくてはならない。
いつもなら陰鬱なこの夜会も、今夜ばかりはすこし浮き足立つものがあった。
隣に立つ俺の女を、目線だけで密やかに盗み見た。
いつもは縛っている髪を下ろして、化粧を薄く施している。
色素の薄い肌は大胆に露出し、図らずとも俺は見惚れていた。
やけに輝いている天井の光に俺は目を細める。
やはり、どうにも慣れない。
それでもこの汚い豚どもと話すのは、隣にあいつがいるから。
しかし、俺は気付く。
男たちが、あいつの肌を横目でチラチラと見ている事に。
気に食わない。俺は、身勝手にもそう思った。
別に、あいつの肌は俺のものでもないのに。
俺の、俺だけのものにしたい。
俺はあいつの腕を引っ張ってバルコニーまで連れていって、自らのジャケットを羽織らせた。
「どうしたの?」
「別に…大した理由はねぇよ」
すると、あいつはクスリ、笑った。
「嫉妬、してるの?」
「あ?そんな訳ねぇだろ」
「ふーん」
あいつの頬は完全に弛緩しきっている。
「なんってぇ面だ」
俺はあいつの髪を乱してやった。
「ねぇ、リヴァイ」
「なんだ」
「私は、リヴァイだけのものだからね」
その言葉たった1つで、俺の心は昂ぶる。
「言ったな」
俺は、何度も深くキスをした。これが俺だと、教え込むように。
露わな首に、鎖骨に、胸元に、唇を落とした。
顔を赤らめるその姿のなんと艶やかなる事か。
「見られます、よ」
荒いだ呼吸に説得力はない。
「せいぜい声を出さないようにするんだな」
暗い宵の帳の中、俺達を見ているのは空の三日月だけだった。
三日月は、必死な俺を笑っていた…ように思えた。
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作者名:雪姫 | 作成日時:2018年4月1日 22時