【鬼滅の刃】ちょっといじわるな無一郎くん【時透無一郎】

7種類の結果パターン

今日は無一郎となにをする？ - 2024年5月13日

『う……そでしょ』

鬼に遭遇しました。

今日に限ってみんな任務に出ている。わたし、こんなところで死ぬのかな。

誰も見ていないところで、食べられちゃって死ぬのかな。

鬼はじりじりと近づいてくるのに、怖くて一歩も動けない。

爪の鋭い手が伸びてくるのがスローモーションに見えた。

「霞の呼吸 肆ノ型ーー」

「移流斬り」

綺麗に、鬼の首が飛んだ。

目の前で揺れる黒と青の髪に安心して、地面にぺたりと座り込む。

「なんで、僕の知らないところで死のうとしてるの」

無一郎はとても怒っているみたいだった。

『ごめん、なさい。あの、腰抜けた………』

はあ、とため息を吐かれて、まさか置いていかれちゃう？と青ざめたとき、しゃがんだ無一郎に腕を引っ張られて背中に乗るよう促される。

わたしをおんぶして歩き出した無一郎はやっぱり男の子だ。

「帰るよ」



▽▽▽
「心臓止まるかと思ったよ……評価よろしく」

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