【鬼灯の冷徹】今日も今日とて【初投稿】

6種類の結果パターン

あなたの本日の占い結果です - 2024年5月4日

＊お疲れな鬼灯様
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まったく、資料室が遠いのは不便なものだ-----そう不満を漏らしながらも鬼灯の体は限界に近づいていた。不意に彼の後ろから小さい足音。

「あっ...YOUさん、もう丑三つ時ですし寝たらどうですか。」

「私はたまたま御手洗いに起きたついでに資料を返しに来ただけです。....ってまあ鬼灯様とんでもない顔色！あなたこそ早く寝た方がいいですよ死にますよ！！」

そう大声で言うとYOUは鬼灯の手を無理やり引いて彼の寝室へと急ぐ。

「女性と寝る訳には...」

「だって鬼灯様私が見てないと仕事しちゃうでしょ！都合いい時に私のこと子供扱いしたり女扱いしたりするんですから、もう...この際私は座敷童とでも思っていてください！」

ドアを開くとそこは書類だらけで埃っぽい部屋。書類の山の中、かすかに香る鬼灯の匂いに胸を高鳴らせる私のこともきっと、彼は気にも留めないんでしょう...などと切ない想いに浸る間も無く重い体がのしかかってくる。

「やっぱり疲れてるんじゃないですか...私もお布団に入らせていただきますよ。よいしょっと」

鬼灯からの反応はなく、すー、すー、という寝息だけが聞こえてくる。しかし、本当に綺麗な顔をしているものだ。短い眉毛に切れ長の美しい目。通った鼻筋にちょびっとした可愛らしい口とそこからチラリとのぞく牙。

「顔もそうだけど、いい身体してんなぁ...」

なーんておじさんじみた言葉がつい零れる。YOUの理性はすでにはち切れそうになっていた。いいよね、気づかないし...そう覚悟を決め、自らの顔を鬼灯の顔に近づける。

「起きないでくださいよ....」

そう囁いて鬼灯の薄くて柔らかい唇に軽く吸い付いた。ところが。

「まったく、寝たふりしてみればこのザマですか...女性の接吻で起きない男などいません。覚悟なさい....」

妖しいうすら笑みを浮かべて耳元で囁いた低く艶かしい鬼灯の声はYOUの腰を震わせた。

「好きに...したらどうですか...ッ...」

そう言い目を伏して顔を真っ赤にしたYOUさんと鬼灯さんの夜はまだまだ続くようです。
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「まったく、あなたという人は...高評価を押して、素直に何をして欲しいか言ってごらんなさい。お望み通りにいたしますよ....？」

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