そのイミ、知っていますか？

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どうもこんちゃ咲哉です( 厂˙ω˙ )厂
衝動的に作りました。

❀内容的には、キスの場所の意味とか、贈り物の意味とか花言葉も入るかな？とにかく意味です。
✿お相手さんは主に、ダイヤのA、ハイキューから出すと思います。多分若干ダイヤのAの方が多いですかね。
❀設定は同ｸﾗ、友達、ｶﾚｶﾉ、先輩後輩、元ｶﾚ元ｶﾉのどれかです。
✿リクは受け付けないです。
❀意味わからないやつ多いと思うのでごめんなさい。
✿随時追加していきますが、作成途中のに当たってしまった場合は最初に書いておくので見たくない方はバックしてください！

忙しい忙しい言いながら新しいものを作ってごめんなさい。ちゃんと書き進めてはいるのですが公開するまでにいたらないと言うか……。
ちゃんと更新します(+_+)

他作品はホムペからどーぞ！

15種類の結果パターン

幸せな1日になりますように♪ - 2024年5月11日

灰羽リエーフ【先輩後輩設定】
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｢うわ、真っ暗……てか寒｣
｢送ってきますよ｣
｢え、いいよそんなの！｣
｢ダメですよ！流石に危ないです｣

体育館から出て、鍵をかける。サァーと吹き抜けていく風は冷たく、もう秋が来たんだなとしみじみ思う。9月は文化祭、体育祭とそれからテストやらの行事が慌ただしく過ぎて行き忙しかったが、10月になればそんなこともなく。部活はまだあるものの、そろそろ受験勉強を始めなければいけない時期。

｢先輩は進路決まってるんスか？｣
｢進路かぁ…とりあえず大学は行きたいなぁ｣

取り留めもないことをお互い話しながら、足を進める。

部活引退の前に、リエーフに告りたいな、とか思ってるんだけど、これがなかなか言い出せない。拒否られたら怖いじゃん。部活、行けなくなっちゃう。

ハァと白い息を吐き出せば、リエーフが突然、あ！と声を上げて指さした。

｢先輩！空見てください、空！｣
｢空？｣

つられて上を向けば、まん丸の綺麗なお月様。そっか、今日満月だ。

｢月、綺麗ですね｣

ニカッと笑うリエーフは寒いのか、頬や鼻が赤いように見えた。
それからなんて返そうか迷って、でもリエーフの言葉にふと思い出すものがあって呟く。

きっと、リエーフはそんなの気にしてないんだろうけど。

｢そうだね……私、死んでもいいわ｣
｢へ？｣

キョトンとしているリエーフに今度は私が微笑む。リエーフがこのやり取りの意味を知ってるとは思わないけど、ちょっとやってみたくて。私はそれくらいで返したつもりだったけど、ガシッと肩を掴まれた。

｢ダメですよ！｣

どうやら本気にしてるらしく焦っている。こういうとこも可愛く見えるからどう仕様もないよね。

｢俺まだ先輩に好きって言ってな、あっ！！｣
｢……え？｣

……待って。今、リエーフなんて言った？聞き返そうと思ったら、両手で顔を覆っている。何その反応。期待しちゃうじゃん、やめてよ。

｢リ、リエーフ？｣
｢……あーっ！もう！先輩、好きです！｣
｢うぇ？！え？！｣

ギュッと抱き締められて、リエーフの体温が伝わってくる。突然のこと過ぎて頭が追いつかない。

とにかく何か言わなきゃ。

｢リエーフ……………。私も、リエーフの事好きだよ｣
｢ほ、本当ですか？｣
｢うん、本当｣

ハァーと大きく溜息をついて、へにゃっと笑う。

2人で手を繋いで歩く。
風は冷たかったけど、繋いだ手から伝わる体温は暖かった。

月が綺麗だね:貴方が好きです