【おそ松さん】君しか知らない私の弱点。【日替わり】

6種類の結果パターン

あなたの本日の占い結果です - 2024年5月6日

＊チョロ松×野菜



｢YOU？｣


｢な、なんでしょうかチョロ松さん...？｣



目の前でにっこり素晴らしい笑顔を浮かべる我が彼氏様。

うん、今日もかっこいい。

...右手に持っているシーザーサラダを抜けば。



｢おい、話を聞いてるのか？｣


｢きゃーチョロ松恐ーい。Let's smile！｣


｢YOUがこれ食べてくれれば笑えるんだよ！

というか発音良いな！？｣



ツッコミを入れるチョロ松にあははーと笑えば、キッと睨まれる。

...睨み顔もやっぱりかっこいいよ。



｢今関係ないこと考えたろ？｣


｢...さすがチョロ松と私、以心伝し｣


｢サラダもう一個追加するからな。｣


｢ごめんなさいっ！！｣



さすがにサラダもう一個追加はきつい。


昔から私は野菜全般が大嫌いで、全くと言っていいほどに食べてこなかった。

なのに。



｢良いから一口でも良いから食べてみなって。

意外に美味しいから。｣



愛しき彼氏様は野菜を無理矢理食べさせようとしてくるのだ。

まぁ、私はそれをいつものらりくらりてきとーに乗り越えてきたんだけど。



｢今日こそ絶対に食べてもらうからな。｣



どうやら今日は逃げられそうにないみたいだ。


あぁもうどうしよう...！

強情で頑固なチョロ松はほんとに今日は許してくれないはず。

でもサラダは絶対に食べたくないし...



あ、そうだ。


ピーンと頭に閃いた案に私は口元を歪ませる。



｢じゃあチョロ松があーんしてよ。

そしたら食べてあげる、一口でも二口でもね。｣



そう提案した瞬間、一気に顔を真っ赤に染めるチョロ松。


やっぱり。

純情で照れ屋なDTのチョロ松にはリア充っぽい真似はできない。

予想通りの反応に私はさらに笑みを深くする。


これでチョロ松ももう何も言ってこな



｢...いいよ、すればいいんだろ！？｣



顔一面を真っ赤にしたまま、サラダをフォークでぐさりと刺す彼。

え、嘘でしょ...？

なんて思ってる間にも、彼はフォークに刺さったサラダを私に差し出してきていて。



｢ほら、早く食べろよ。｣



...そこまでされたら私も食べるしかない。

覚悟を決めて、刺さったサラダへと口を運ぶ。



そして一口。



｢な、そこまでまずくないだろ...？｣



しどろもどろに問われた彼の言葉に小さく頷いて返事をする。



嘘、味なんて分かる訳ないじゃんか...



｢馬鹿...｣


｢なんで！？｣


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ちなみに私も野菜嫌いです。


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