これで全部合わせると、今まで作った作品4作品目になりますね。これからも頑張ろうと思うので、応援ヨロシクお願いします!
またもや夢主を書きますが、そういったのを書くのはごくわずかなので、かなりgdgdかと思いますが、暖かい目でご覧なってくださいな。
コメ、評価お待ちしております。
【別作品↓】
【カノキド】結ばれた二人【恋愛/短編集】
【カノキド】ほどかれた二人【恋愛】
うしろの死神タローさん
5種類の結果パターン
あなたの本日の占い結果です - 2024年5月6日
【今日はキドさんとお菓子作り】
「よし、準備オーケー!」
エプロンに三角巾、これから私は前々から楽しみにしていたキドさんとのお菓子作りに挑戦中だった。
キドさんはいつものように「技」と書かれたエプロンを着こなし、私が来る前にはもう材料の準備をしていた。やっぱり団長さんはカッコいいです……。
「よし、じゃあ今日はケーキを作るぞ」
「はーい!」
「まずは卵を4つ割ってくれ」と手慣れた支持をする。
私は近くにあった卵を手に取った。
そしてその卵をボウルの端っこにぶつけるように割っていこうとしたが……
ぐしゃあ……ねちょッ
「あーあー、なにやってんだよもったいない」
「う〜、力入れすぎちゃった」
ヒビを入れるだけが、つい強くぶつけたせいでその場で卵をつぶしてしまった。
ぐちゃぐちゃになった卵黄と白身が私の手にべっとりと付く。
「もう卵は俺がやるからお前は小麦粉とか砂糖とか、量を測って小皿に分けていろ」
「はぁい」
そんなこんなでケーキ作りを続けたが、台所にはキドの悲鳴が何度も響いたのだった……。
*
「さぁ、焼けたぞ。……生クリームはYOUが砂糖と塩を間違えたせいで使えなくなったし、このまま食うぞ」
「説明……。ま、まぁ別にクリームなくても美味しいっしょ!」
可愛いデコレーションケーキにするつもりだったが、私は軽い気分で焼けたスポンジケーキを一口食べた。しかし、それは思ってもみなかった味……。
「……なんかバターの味しかしない。全然ふわふわじゃないし、中身が焦げ臭い……」
「だろうな。(出来る前からそう思っていたなんて言えない)」
はぁ、とため息を吐く。
せっかくみんなにも食べさせてやろうと思ったのに、これじゃあ全然だめだ。
残念に思い、肩を落としていると、突然にキドさんがスポンジケーキを口にした。
「え、ちょ、それ不味いって……」
「不味くても失敗しても、作ったからには食べないともったいないだろ」
「で、でも」
「それでもさ、誰かと一緒に食べるケーキは、いつもより美味しいだろ。な?」
「ッ」
一口サイズのスポンジケーキを、むぐっ口に突っ込まれる。
しぶしぶと口に入れれ噛んでみるが、何故だが二口目のそれは、不思議と美味しい気がした。
「……うん、おいしい」
そう言うと、キドさんは得意げに笑ってみせた。
「今度はとびっきり美味いの作ってやる。評価と感想、よろしくな」
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リィナ(プロフ) - セト様ああああああああああ!← (2016年5月24日 12時) (レス) id: accda9a270 (このIDを非表示/違反報告)
のん - 太鼓大好きでーす!下手だけど…。だから、カノとやれて嬉しいです! (2015年11月28日 8時) (レス) id: 8cb9525dc7 (このIDを非表示/違反報告)
のん - だけど信じる君だから! (2015年11月25日 20時) (レス) id: 8cb9525dc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サキトミ | 作成日時:2015年10月20日 7時