【おそ松さん】お姫様抱っこ。【日替わり】

6種類の結果パターン

今日、お姫様抱っこしてくれる人は。 - 2024年5月8日

お姫様抱っこ：カラ松
▼夢主side



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うちの彼氏、松野カラ松はかなりの腕力がある。
それを知ったのはこの前だった。



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「このビンの蓋硬いなぁ･･･、カラ松。これできるー？」

ニートが力持ってるのか、と心の中で思ったのは秘密。
けれども男、されども男。

彼女の前で開けたらカッコイイよね〜？
と、少し意地悪してみた。


そしたら。



バキッ。


と異様な音がした。


「honey〜？これでいいか？俺、カッコイイか？？」

瓶ごと割ったしコイツ。
カッコイイよ、と私は呆れ気味に言った。

ニートが怪力ゴリラってどゆことよ。



・


という異例の思い出を持った私は、少し思った。
こんな怪力持ってるんだったら、夢のお姫様抱っこも可能なのではないだろうかと。


「ねーねー、カラ松さ」

「お姫様抱っことかできる？」


少しばかり、期待してみた。


「いいぞ！初めてだが、落とすような事はしないからな！」


初めて、という意味に何故かとてつもなく感動。やった。



・



「うぉー！凄いねー！めっちゃ高い！」

「そうか？なら良かった！honeyがそんな事言うなんて滅多にないからな〜！」

天然言葉攻め止めて。
なんて言おうとしたけど止めた。


「でも、な？」

カラ松は顔を真っ赤にして、うろたえ始める。

「ん？」



「これ以上この体制だったら、色々持ちそうにないんだ･･･」

と言って、下を向いた。



「あ、ゴメンね。重かったでしょ、ちょっと待っててね」

「そうじゃなくて･･･」


カラ松は柄にもなく、もごもごと話し出す。


「ほんっと緊張してるんだ･･･。心の準備からさせてくれ･･･」


と真っ赤な顔でイタイ発言･･･、
ではない、素のカラ松。



「じゃあ、また今度やってね？へへ、カラ松がそんな事思ってくれてるなんて嬉しいな〜」

カラ松がそんな事言うなんてなんか調子が狂う。
それと同時に、私の心臓がバクバクと音を立てた。




・


「べ、別に嫌だからじゃないぜ…？寧ろ好きすぎるからなんぜ…？」

「カラ松、すっごい動揺してんね」




それが嬉し過ぎたりして。








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