【黒バス】酒飲み彼氏と風邪引き彼氏にはご注意を。

12種類の結果パターン

リクエスト受付中 - 2024年5月13日

桃井 皆に可愛がられます。in桐皇学園

部活中のことだった。

「...クチュン!!」

突然可愛らしいくしゃみが聞こえた。
これは、桃井のくしゃみだろう。

「さつき、大丈夫か」

俺は彼女の健康を案じて、傍に駆け寄り、声をかけた。

「はい、大丈夫ですよ。テスト勉強で少し寝不足なだけです」

そう言って、彼女はまたクチッと小さなくしゃみをする。

「大丈夫に見えねーよ。...あぁ、俺のジャージでも羽織ればいいか」

可愛い桃井が風邪をひいては駄目だ。
うん。
何せ、この学園にはサトリと、ガングロドスケベ、どっせーい、謝りキノコがいるからな。

「おー、神崎。随分とまぁ桃井にベッタリやのぉ」
語尾に蹴りたくなるわーって聞こえたような...


「まぁ、彼女ですし。何か問題でも...?」

「練習しろってんだよっ!!!」

ガツン!!
頭、殴られた?!
「いってぇー!!おい、若松なにすんだよ!!」

ガヤガヤ

「あのぅ...YOU先輩」

「あ？どうした」

「あっ、す、すみません!!!も、桃井さんが倒れて...」

はぁ？！

自分の顔面が真っ青になっているのに気がついた。

「さつきぃー!!!」

気づいたら走っていた。


さつきを抱きかかえて、急いで保健室へ。

ベッドに寝かせると、浅い息を繰り返していた。

「んぅ...。YOU先輩？」

「...マネージャーって、大変なのか」

「そ、そんなことないですって」

愛想笑いで手を振る桃井。

「無理すんなってさっき言ったばかりだろ。仮にもお前の彼氏だ。彼女の体調悪いのは心配すんだろうが」

自然に怒り口調になってしまう。

「すいません」
俯いて謝る彼女。

そんな桃井に対し

「分かってくれたらいいんだ」

ぽふんと頭を撫でてやった。


後日

「はくしょっ!!」

桃井の風邪が移りました。

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