【戦国BASARA】ｱﾅﾀを慕ってこの花を

5種類の結果パターン

今日の美しい花たちをどうぞ…。 - 2024年5月12日

今日の花は

【マリーゴールド】

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『YOUー！！！遅れてすまない！』

「あっ、家康様！！待ってたんですよーー！」


ははは！と苦笑しながら申し訳なさそうにする徳川家当主はとても身近に思えた。

なぜ待っていたのかというと、今は営業時間をすぎている。
そう、家康様は時間外でないと来れないくらい忙しいお方なのです。

なのに何故来て下さるのかは…よく分かりません…


『さて今日もいつもので頼むぞ！』

「はい！」


元気に返事をし、いつものお茶の作り方と私の作った団子をお皿に乗せ家康様に持っていった。


「はい、いつものですよ！」

『おっ！ありがとう…お？今日はおまけが付いてるな？？』

「お団子1本増しです！お疲れ様の意味も込めてですよ」


微笑むと微笑み返してくれる。
家康様が慕われるのが良くわかる。


『YOU？…YOUー…？？どうした？』

「えっ？…あっ、呼んでたんですね…！」

『…疲れているのだろう？』


団子とお茶のお盆を反対側の椅子に置き
ささ、座ってくれ。と言って私を隣に座らせるよう促してくれた。

流石に家康様の目は騙せないことを知っているのでお言葉に甘え座らせていただくことにした。


「ふぅ…」

『…。儂とYOU、例え身分が違っていても。同じくらい疲れているんだから。せめて儂の前ではゆっくりしてくれ。』

「ありがとうございます…あはは…！」


必死で疲れを出すまいと頑張っていたがそろそろ限界が近づいてきた。
いつもの花の紹介も出来そうもなかった。

が


『…なぁYOU。あの花、マリーゴールドだろう？…確か花言葉は

『友情』

『絶望』

『別れの悲しみ』

だったはずなのだが…あってるかな？』

「！！…はい…！合ってます…！！」

『ふふふ…良かった。まるで…今の儂のようだ。』


え…？と言った。いや言おうとした。が正しいかな。声が出なかった。だから顔だけ家康様に向けた。


『おっと、すまない。心配させてしまったかな？……』

「いえ……」


もうダメだ…限界…ｯ


『YOU？…寝てしまったか…。

もう少し話したいことがあったのだが……これじゃあ無理そうだな…ははは。

勘定と…土産。ここに置いておく。』


私が目を覚ました時には、家康様はいなくなっていて私には恐らく自宅のである毛布がかけられていた。

少し多い勘定とアイビー
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『儂は。YOUを愛している。だから、この花をお主に。』

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