【銀魂】甘い甘いキスを【日替わり】

6種類の結果パターン

KISS YOU - 2024年5月12日

「ねー、マヨ方ァ」


「うるせ、誰がマヨ方だ」




書類を片す俺の隣でゴロゴロとするのは一番隊隊長補佐のYOU。

YOUも真選組の隊士1人で、奴にも仕事が何かしら課せられていたはず。


だが、何もせずにゴロゴロしていることと、知らぬ間に増えている俺の仕事を見ると、YOUの仕事がどこへ消えたのかは一目瞭然だ。




「オイ、自分の仕事は自分でやれっつってンだろ」


「えー、土方仕事好きだからいいじゃん」




そう言うと、YOUはごろりと転がり、「おやすみ」と目を瞑った。

こいつはいつもそうだ。


ひょいと俺の部屋へ来ては仕事を押し付けて、ゴロゴロしている。

男の部屋でこんなに無防備なんて___。




「……俺だって男だぞYOU」



ため息をつきながら、毛布をかけてやった。

ホントに手のかかるやつだ。


こうやって、寝ていると可愛らしい女の子に違いねェが、俺に向かって毒を吐く辺り、総悟と似てきていて困る。


書類をキリのいいところまで片し、YOUを見やると、スウスウと規則正しい寝息を立てていた。

(サボってるように見えて、結構疲れてンのかもしれねェな)

なんて思いながらYOUの�茲に触れる、と思った以上に柔らかくて驚く。




「……ちょっとだけなら、」





YOUは一度寝ると目覚めねェはず。
今までの経験で把握済みだ。


YOUの柔らかい�茲にキスを落とす。

唇を離すと、「トッシーのドへんたーい」とニヤニヤするYOUがいた。



「……寝てなかったのかよ」


「ずっと起きてたよ〜」


「いつからだ」


「ほっぺ触ってニヤニヤしてる辺り？」


「してねェ！！」


「トッシー、付き合ってんだからキスのひとつくらいいいのにぃ」


「うるせェ、仕事しろ仕事」




ぶーぶー抜かすYOUの唇を、塞ぐとYOUは真っ赤になった。

タコみてェ。なんて思いながら、YOUの仕事をフリーズしているYOUの手元に置いた。


真選組一番隊隊長補佐、YOUは俺の愛おしい彼女だ。

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