病んでる彼女は【あんスタ】

11種類の結果パターン

あなたの本日の占い結果です - 2024年5月4日

朱桜司＊逆転

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学校からの帰り道。


ふと、横目で見えた路地裏。







そこには不良に囲まれた後輩くんがいた。




あの制服、夢ノ咲………私と同じか。


でも、初めてみる顔だし、一年かな？





｢あ、あの………。｣



｢いいからさっさと金だせよ！｣



｢お前、結構いいトコのお坊ちゃんなんだろ？｣







これは……カツアゲ？




なんなのこいつら。


私の後輩くんに手を出すとか死にたいの？


死にたいんだよね、うん。






というわけで、殴りこみじゃぁああああああ！！！







『おいてめぇら、私の後輩くん困ってんじゃん。


えぇ？




どう落とし前を付けてくれんの？』






｢お、お姉様…！｣





後輩くんと不良の間に立つ。







｢あ“？


不良ナメてんじゃねぇよ！！｣





『は？死ね。ナメてねぇ死ね。』






その後は、ふっつーに不良をフルボッコにした。


一応、空手世界大会常連者だからね。私。





とりあえず、近くの公園まできて、飲み物を買う。







『ココアで大丈夫だよね？』



｢はい……。｣





かーらーのー、沈黙。


怖い思いしただろうし、楽しく会話する気にはなれないか…。


ていうか、初対面だし。






でも、さすがに沈黙は気まずい。


………賭けにでるか。





『ねぇねぇ後輩くん。



私って、キミから見たら、どんな人に見える？』






これは、下手したら精神的ダメージを喰らう。


なぜなら、私は初対面の後輩くんの前で、不良フルボッコパーリー(?)したから。



しかし、予想外の言葉が飛んできた。









｢私は………お姉様が好きです。｣








そうそう、好きで…………ん？


え？好き？

え？


てか、お姉様？

ナニソレ？








｢お姉様は知らないでしょうが、ずっと前から、私は貴方を知っていました。｣







うん、知らん。









｢たとえ、今、お姉様の瞳に私が映っていなくとも、いつか奪ってみせます。｣






｢あ、私は朱桜司と申します。


以後、おみ知りおきを。｣



そう言って、後輩くんは私の手の甲にキスを落とした。


顔が赤くなる。




『っ………どうしてくれんの、後輩くん。









キミに、惚れちゃったじゃないか＿＿＿＿＿＿＿。』


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