日替わりでカノキドが読めますよ！こんにちは、カエル=ダサクシャ=ワタナーベでございます。嘘です、渡邉かえるです。他のシリーズものが進まないから作りました。サボりではありません。
他にもカノキドの小説作ってるんで読んでみてください。
私の小説『【カノキド】二人でデート』の評価してくださった方々ありがとうございました♪
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今日のカノキドですよ！ - 2024年4月27日
【機嫌の悪い二人】
どうも、セトっす。俺は今かなり困ってるんす。
さっきからどうもあの二人の機嫌が悪くて。喧嘩っすかね？
とりあえず、俺ら三人とマリーしかいない今、この状況をなんとかできるのは俺だけっす！
「カノ、ちょっといいっすか？」
「何、セト」
あぁ、すごい機嫌悪いっすね。能力使わなくてもわかるっす。
「キドとなんかあったっすか」
「うぅ、だって、キドが相手してくれないんだよ！酷くない、何言っても『あとで』って…」
「心当たりは？」
「無い」
「そうっすか、じゃあキドにも聞いてみるっす」
「キド、失礼するっすよ？」
「…」
キドの自室に入ると、キドは俺に背を向けるようにベッドに座っていた。
「何かカノとあったんすか、すごいカノ落ち込んでたっすよ？」
「…そうか、悪いがカノにごめんって言っといてくれ…」
喧嘩ではなさそうっすね。『盗み』たくはないし、何かがあったようには見えないっすけど。
「うーん、ちょっとカノつれてきてもいいっすか？」
「…落ち着いてからにしてもらってもいいか、今はちょっと―――」
…ん？もしかして―――。
「言いたいことがあるならはっきり言ってよ！！」
「カノ！？いつの間に…」
無言を貫くキドもカノに驚いたのか、肩を震わせた。
「ねぇ、僕何かした！？したなら謝るけどさ、その態度はちょっと酷くない！？」
そう言って、カノがキドの華奢な肩をつかんで揺すると。
「いっ…」
「―――キド？」
ゆっくりと振り向いたキドの顔はもう青を通り越して真っ白で。しかもフードで隠れた目にはうっすら涙が浮かんでいた。
「―――痛いっつったんだよ…離せ馬鹿…」
「ご…ごめん」
「ったく、少しは悟ってほしかったな。まだわかんないのか？」
いや、流石の俺でもわかったんすけどね。
カノも馬鹿じゃないっすしもう流石に…。
「ごめん、わかんないから聞いてるんだけど」
―――訂正するっす。カノは真性の馬鹿っす。
そんな馬鹿に、うちの団長様は大変ご立腹なさいましたそうで。
「あ゛あ゛あ゛あ゛！！！！言わないとわかんねえのか、普段散々女の子の日〜とか馬鹿にしてるくせに！！これだからデリカシー皆無の男は嫌いなんだよ！俺は今生理中なんだ、わかったか！」
「ご、ごめんなさい」
これは完全にカノが悪いっすね。つかこれ俺も聞いてよかったんすかね？
「分かったらお前ら二人とも部屋から出てけ！！」
「「はっ、はいい！！」」
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如月クロル(プロフ) - え、じゃあ昔のセトマリを、ってキドカノ限定ですか？あ、普通の小説・・・IMELOGは全然関係ないですけどRe：ゼロお願いします！面白かったです！ (2017年3月25日 15時) (
レス) id: d4f6213947 (このIDを非表示/違反報告)
渡邉かえる(プロフ) - 小説とかIMELOGのリクエストください。 (2016年5月2日 13時) (レス) id: c782c7944d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：渡邉かえる | 作成日時：2016年5月1日 17時
